全国に民宿多しと言えど、そのなかから「港直送の魚介類」が自慢の「地元でも評判」の5軒をご紹介します。さて、美味しい海の幸をたらふく食べに行きませんか!
■なごみの宿いい田 (北海道・積丹)
百年の歴史ある網元の建物を改造し、専属漁師の中川さんの獲った魚介を女将の料理でもてなす、地元で評判の宿。カスベ、タラ、アブラコ、ホッケ等々。旬の地魚が並ぶ食卓は、北の海の幸を満喫できる。もちろん、ウニ、アワビなどメジャー級選手も。
■郷土料理の宿マタエム (千葉県・御宿)
昔、網元時代の先祖の名「又右衛門」がそのまま屋号に。岩和田漁港の入札権を持ち、食べ応え充分の名物「メバルの田舎煮」をはじめ、旬の一番美味しい魚の料理は評判が高い。廻船問屋の建物を使った本館の欅の梁や障子戸などもみどころ。
■民宿あお (富山県・氷見)
元漁師で氷見漁港仲買人の主人の目利きで仕入れた新鮮な富山湾の海の幸。春には地元ならではのゴマフグ。その他にも氷見漁港で揚がるのはヒラメ、ヒラマサ、太刀魚、スルメイカと数十種類の魚介類。ぜひ4人以上で頼める舟盛りを頼みたい。
■料理旅館丸寅 (三重県・安乗)
下関にも出荷する地元で名立たる「あのりふぐ」はもとより、春・夏にはぷりぷりの車海老(宝菜海老)、秋には地伊勢海老など、天然の魚介に恵まれた安乗の宿。安乗漁協の入札権を持ち、常にリピーターで賑っている。小山荘もおすすめ。
■漁師民宿ゆうすげ (佐賀県・加唐島)
かの椎名誠氏が「マイリマシタ」と言ったのがここ。ヒラメ、タイ、伊勢エビ、ササイカ、アワビと玄界灘の海の幸がど~んと並ぶ。種類を違えて出すために宿泊は「二泊限り」。海を望むお風呂も好評で、地元の評判も高い。(TOPページより「宿泊情報」へ)
【関連記事】「料理民宿御三家」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。