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漁獲量が極めて少ない最高級干物 若狭地方の極上干物 ササガレイ(2ページ目)

京都丹後半島の沖で獲れるササガレイの干物です。水揚げが非常に少ない為、市場でもひっぱりだこです。

執筆者:萩原 章史

■焼く前に包丁を入れる

いろいろな入れ方がありますが、私は両面、背骨に沿って1本入れ、その後に背骨から左右対称に一本ずつ入れるのが良いと思います。

このように包丁を入れると、エンガワ部分のヒレ・皮・骨・身が四身一体になって取れます。私はこの四身一体をじっくりとかみ締めて味わうのが、一番の食べ方だと思います。

■出来れば炭火であぶりたい

最高の干物ですから、やはり炭火を使いたいです。
光にかざすと反対側が透ける干物は、あっという間に火が通ります。



ガスや電気で焼く場合でも、決してその場を離れないで、焼き具合を目で確認して下さい。焼きすぎてヒレを焦がしては台無しです。

アジの開きなどを焼くよりも、弱めの火であぶる方が失敗しないです。

■最後は骨まで味わう

包丁の入れ方の部分でも説明しましたが、エンガワ部分のヒレ・皮・骨・身を、四身一体でしっかりとかみ締める食べ方が一押しです。



もちろん、真っ白で繊細な身は抜群に美味しいですが、どこが一番? と聞かれれば、迷わずエンガワ部分と私は答えます。

皮とヒレの焦げ目から生まれる香ばしさと、身の部分の上品な脂のうまさ、更に骨から染み出る濃厚なエキス、この四身が一体となって最高の酒肴になります。

頭と中骨が残りますが、それをもう一度、弱火でじっくりとあぶっても美味しいです。
つまり、捨てる部分はありません。

ほとんど獲れない『ササガレイ』の干物です。注文してもなかなか届かないですが、待つだけの価値はあります。

■ 取り寄せ情報 ■
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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