いよいよ 本番は秋刀魚の炭火あぶりです。
秋刀魚にこだわりましたから、火力にもこだわります。今回の火力は私愛用のキンカのバーベキューコンロと南部川村森林組合の備長炭のコラボレーションです。長い秋刀魚を切ることなく、一気に焼きあげることが出来る横長の七輪に、真っ赤に焼けた備長炭を並べて準備万端です。
さっと水切りした秋刀魚にモンゴルの塩湖から取れた塩を振り、「ジュッ」という音を立てて秋刀魚を並べます。しばらくすると、秋刀魚から溶け出した脂を燃料にして、もくもくと煙が上がりだします。会社の前の道路に面した場所で昼間から秋刀魚を焼きましたから、通行人は「変なやつ」と思ったに違いないですが、うまいもんを食べる為には恥も外聞ありません。
皮を破かないように、慎重にひっくり返します。ここで焦ってはだめです。少しずつ、揺らすようにして、秋刀魚を網からはがすのがポイントです。
うちわで発火を押さえながら、あぶり続けると、秋刀魚の皮が激しく鼓動を始めます。ここまで来れば後はお皿に乗せるだけです。
おっと、忘れてはいけないことがありました。辛目の大根おろしはもちろんのこと、炊き立てご飯、またはビールと冷酒を必ず事前に用意して下さい。
後はひたすら食べるだけです。
わたの苦味と腹部の脂の旨みが渾然一体となり、もう堪えられません。至福のときとはまさにこの時です。
皆さんも是非、最高の秋刀魚を食してください。初秋を感じる最高の取寄せです。
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キンカ
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