次は蒲焼です。
同じくこだわりのご店主が3回焼きで、1本1本うなぎの素性を見ながら仕上げてあります。そのまま美味しく食べられる具合になっているので、軽く蒸しなおすか、電子レンジで軽くチンすればOKです。熱々のご飯に付いているタレをかけてから、軽く温めた蒲焼を乗せます。
ここがあなごやさんからの食べ方指導のポイントです。蒲焼にはタレをかけないで、ご飯にかけるのです。あなごやのタレは甘さがとても控えめですが、それでも、うなぎ本来の味をタレで壊さないようにと、 『うなぎにはタレをつけないで召し上がり下さい』 となっているのです。
これは本当にうなぎ自体に自信が有るから言えることだと思います。私はせっかくなのでご飯は羽釜で炊きましたが、うなぎの香と炊きたてご飯の香が交わると、これは別ものになるよう気がします。ただひたすら、一気に食べきりたい衝動にかられます。やはり、うなぎを食べる時は朝から節制して胃袋を空っぽにしておかなければ駄目です。
召し上がる人数にもよりますが、私の一押しの買い方は、二人で白焼き1串と蒲焼1串、または白焼き2串で食べるときに1串は自分で蒲焼にするかです。たくさん召し上がるのであれば、2串白焼きで1串蒲焼(2人で1串の蒲焼をシェアする)です。
先ずは白焼きで一杯やり、仕上げが蒲焼です。出来れば、美味しい香の物を用意するとなお良しです。肝もついていますが、肝吸いが面倒であれば、白焼きを蒸すときに一緒に蒸して塩で頂けば、これも絶品です。
■ お取り寄せData ■
あなごや本店
〒420-0065 静岡県静岡市新通1-2-3
Tel 054-252-0268 / 054-253-0054