北西地方(ノルマンディー、ブルターニュ)
中世に栄えた世界的に有名な巡礼地、モンサンミッシェル |
■ノルマンディー地方
この地方の最大の見所は、やはりモンサンミッシェル。ブルターニュ地方との境目に位置し、中世では巡礼地として、現在では観光地として大変な人気を集めています。パリからはTGVと路線バスを使っての日帰りが可能ですが、おすすめは夜。観光客がいなくなりシーンと静まり返ったモンサンミッシェルは、昼とは全く違った幻想的な顔を見せます。時間が許すなら、是非現地で1泊滞在したいところ。
その他、ビーチのある避暑地エトルタやドーヴィル、モネが晩年を過ごした村ジヴェルニーなど、芸術家たちを魅了した町が点在しています。
ブルターニュ地方の港町サンマロ |
フランス最西端の、海を隔ててイギリスに最も近いブルターニュ地方。レンヌを中心に電車やバスで各町にアクセスが可能で、小さな町や村では木組みの素朴な建物が並び、穏やかな人々が迎えてくれます。ブルターニュとはフランス語でイギリスを意味し、特に田舎ではイギリスの影響を受けた古い言語や文化が今だに存在しています。
ここに来たからには名物のクレープとりんごの発泡酒シードル、塩キャラメルを是非味わっておきましょう。