ビーチ/ビーチリゾート基本情報

海外旅行をさらに楽しむ! ビーチリゾートのベストシーズン一覧(2ページ目)

ビーチリゾートのベストシーズンは? ビーチリゾートが美しいのは、太陽の光があってからのこと。海の色が断然、違うのです。ベトナムやタイ、グアムなどの様々なビーチリゾートがありますが、どこでいつ旅をしたら感動を呼ぶ景色と出会えるのかお教えしましょう!

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

秋から春にオンシーズンのビーチリゾート

日本では冬を挟む11~5月頃。そろそろ夏の太陽が恋しくなるこの季節におすすめのビーチを紹介します。年末年始を挟むので、今年こそ憧れビーチで年越ししたいという人必見です。
 
12~3月にしか、プーケットからアプローチできないスミラン諸島

■プーケット/タイ

ベストシーズン:11~3月。平均気温は24~32℃。

“アンダマン海の真珠”とたとえられるタイを代表するビーチリゾート。細面のような島の西側を中心に、いくつものビーチが連なり、それぞれのキャラクターが異なります。ラグジュアルなリゾートライフならラグーナ・エリア、賑やかなのはパトン・ビーチなど。また、この時期におすすめしたいのは、スミラン諸島への1日クルーズ。スミラン諸島まで足を延ばせば、海の色が断然違います!
 
フォーシーズンズ ランカウイのプール

■ランカウイ/マレーシア

ベストシーズン:12~3月が乾季とされますが、それ以外も比較的雨量は少ないです。雨の多いのは6~9月。年間平均気温は28℃。

“第2のペナン”として政府が開発を手掛けた、マレー半島の西側に浮かぶランカウイ。それでもリゾート開発は島の35%までにとどめ、緑に覆われた山や水牛が草を食む田園地帯、熱帯雨林のジャングルなど、素朴なアジアの原風景が広がっています。島の北側のタンジュン・ルーやダタイ・ビーチは、静寂を求める大人のリゾートエリア。アラビアンな雰囲気のフォーシーズンズ リゾート ランカウイや、ひとり旅も多いと聞くタンジュン・ルー、食事がおいしいザ・ダタイなどの豪華リゾートがあります。
 

■ペナン/マレーシア

ベストシーズン:乾季は12~3月だけれど、通年、雨は少なめ。比較的雨が多いのは6~9月。

古くから東西貿易の拠点として栄えたペナン。ジョージタウンは今なお貿易の中心地として、マレーシアでも指折りの観光地として大切な役割を担っています。イギリス、中国、インド、タイなどの文化がモザイクのようにミックスし、建物や文化を目で楽しみ、バラエティに富んだ食を舌で楽しめます。リゾートエリアは島の北側にあるバツー・フェリンギ。ジョージタウンのコロニアルなホテル、E&Oもおすすめです。
 

■グアム

 

 

 
グアム タモンビーチ

グアム タモンビーチ

●ベストシーズン:11~5月。年間平均気温は26℃。

日本からいちばん近いアメリカ、グアム。メインとなるタモン湾周辺は、高層ホテルが建ち並び、DFSでのお買い物や本格的なダイニング、スパなどマルチな魅力が楽しめます。日本語OKのスポットも多く、ファミリーやグループでの旅にもおすすめ。アメリカンなグアムと出会うなら、レンタカーを借りてドライブを楽しんだり、スーパーマーケットでビッグな食材を仕入れるのも一案。その点、コンドミニアムにステイするのも、アメリカンな暮らしを満喫する手立てに。
 
 
 

■サイパン

サイパン

サイパン

●ベストシーズン:10月中旬~4月初旬。年間平均気温27℃。時折、スコールが……。

ご近所グアムとひとくくりにされがちだけれど、より南洋の田舎というか、のんびりとした空気が流れるサイパン。ローカル色が強く、その反面、日本語もOKとあって、力を抜いた南の島体験を求めるなら、こちらへ。大型ショッピングセンターでのお買い物や、ミクロネシア屈指の規模を誇るスパなど、リゾートライフも満喫できます。なかでも、イチ押しは世界最深のマリアナ海溝から湧き出る透明度の高い海でのマリンスポーツ。沖に浮かぶマニャガハ島へも訪れたいところ。ファミリーに理解も深いです。
 

■パラオ

パラオ・パシフィック・リゾートのプール

パラオ・パシフィック・リゾートのプール

●ベストシーズン:乾季は11~5月。平均気温は28℃前後。

一般的な知名度は正直、今ひとつながら、ダイバーの間ではキング・オブ・ダイブサイト。透明度の高い海に憧れの大物たちが現れ、珍しい小魚もたくさん。陸はキノコ型の愛らしい島や干潮時だけ現れるサンドバンクのみの島、ジャングルを抱く大きな島など、大小200あまりの島々が集まっています。ダイビングをしなくても、奇跡のように美しい島の自然に触れるだけでも貴重な体験に。リゾートは唯一のオンザビーチのパラオ・パシフィック・リゾートや、ジャングルに包まれたプランテーション・リゾートなどが人気。近い将来、アマンリゾーツがお目見えするとのうわさも。
 

■モルディブ

モルディブ

モルディブ

ベストシーズン:11~4月。ただし、天気の移り変わる4~5月は荒れることも。

一周歩いて30分程度の小さな島が、およそ1,200の島々が集まるモルディブ。その地勢を生かして、ひとつの島を丸ごとリゾートにした1島1リゾートが90あまりも大集合。モルディブの原点ともいえるナチュラルなタイプから超ゴージャスタイプまで、リゾートはそれぞれ個性が異なり、島選びが旅の成功を握るカギに。この時期ヨーロッパからのゲストで混み合うので、予約はお早めに!

ただし、雨季でも5~10月頃はアリ環礁のジンベエザメのオンシーズン! 魚影も濃く、ダイバーはこの時期狙うのもアリです。
 

■カンクン/メキシコ

ベストシーズン:12~4月。平均気温30℃。時折スコールが。

ユカタン半島の北端、カクテルのように美しいビーチが広がるメキシカン・カリブ、カンクン。数字の7の形をした砂州に高層ホテルが林立し、ショッピングセンターでのお買い物や朝まで盛り上がり続けるナイト・スポットなど、米国リゾーター御用達のビーチです。近隣のイスラ・ムヘーレスでイルカと遊び、チチェンッツアやトゥルムなど古代遺跡への1日ツアーはぜひ体験したいエクスカーション。
 
ドクターズ・ケーブル・ビーチ

■ジャマイカ

ベストシーズン:12~4月。5~11月はやや雨が多いが、数日間にザーッと降る程度。

カリブ海のほぼ中央、2,000m級のブルーマウンテンを島の中央に抱く、“水と緑の大地”ジャマイカ。レゲエの聖地ならではの熱気、そして燦然と輝くゴージャスなリゾートライフ、この2つの魅力をシャッフルすると、ジャマイカのできあがり。パブリックビーチでレッドストライプ(ビール)をあおりながらレゲエに酔いしれるもよし、あらゆるアクティビティが宿泊料に含まれたオールインクルーシブ制のホテルで遊び呆けるもよし!
 

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