ベストシーズンの海外ビーチリゾートに行こう!


<目次>
日本には四季がありますが、日本でポピュラーなビーチリゾートの多くは乾季と雨季の2つの季節からなります。日本の冬のような寒い時期がないのはありがたいのですが、雨季が1年の半分を占めることもあり、それが少々厄介。たとえばマレーシアのレダンやペルヘンティアンなどの雨季は、風が強く吹いて船でアプローチすることができずに、クローズしてしまう島もあるのです……。

やっぱり同じ旅するのならば、晴天が続き、天候が安定した乾季に訪れたいものです。太陽があるとなしとでは、海の色が全然違います。海の色は空の色を反射させているのだと聞いたことがありますが、晴れてこそ空は輝き、海の色も一層映えるのです。太陽が雲に閉ざされ、どんよりとした色の海ではせっかくの旅のテンションも下がってしまいますよね。それに、美しい自然が主役のビーチ、逆にいえば、それ以外ないような場所では、お部屋に閉じ込められてしまうことに……。

とはいえ、雨季でも終日雨が降り続くとは限りませんし、スコールのようにザーッと雨が降ってパッと止むということもありますし、エリアによっては旅行代金が雨季には下がるところも! またダイバーの場合、モルディブならば雨季にマンタやジンベエザメが出没するシーズンだったりします。なので、雨季だからといって一概に諦めることもないのが、ややこしいところでもあるのですが……。

ここでは、乾季のベストシーズンの一覧をご紹介しましょう。ただ、ここ数年気象異常のせいか、ズレる傾向はありますので、あくまで目安にしてください。
 

春から秋にオンシーズンのビーチリゾート

ゴールデンウィークや夏休みなど、ある程度余裕をもって日程が取れるこのシーズン。南太平洋など憧れのビーチリゾートへ目指すのには絶好の季節です。近場アジアで少し長めに滞在して、ゆっくりとエネルギーをチャージするのも、いいかもしれませんネ。
 
 
 

■ハワイ

“天国の海”の意味があるオアフ島東海岸のラニカイ

“天国の海”の意味があるオアフ島東海岸のラニカイ

ベストシーズン:通年、貿易風が吹き、ここちよい。乾季は5~10月、雨季は11~4月。雨季でもスコール系。晴天率はホノルルで70%、ハワイ島のヒロは約40%と、地域により差があります。

みんな大好きハワイ、ホノルル! ショッピングからホテルライフ、スパ、ゴルフ、グルメなど幅広く楽しめるのが魅力。フラやレイメイキング、ルアウショーなどハワイアンカルチャーに触れるのも一案。できれば、レンタカーを借りてノースショアやウィンドワード(東海岸)へ足を延ばして。サーフカルチャーに彩られた美しいビーチや、深く切れ込んだ迫力の山並みは、ホノルルのイメージとはまた違った素顔と出会えるはず。
ちなみに12~3月の冬はホエールウォッチングのシーズン。
 
チャウエンビーチにあるデザインホテル、ザ・ライブラリー。真っ赤なプールが印象的

■サムイ島/タイ

ベストシーズン:オンシーズンは3~10月。乾季は3~6月、7~10月は中間期で過ごしやすい。

同じタイでもプーケットのシーズンが終わった頃からオンに突入するサムイ島。別名“ココナッツ・アイランド”とも呼ばれ、ヤシの木がたっぷり。かつてバックパッカーによって見出された島で、90年代ごろからリゾートが登場。メインエリアはチャウエンビーチ周辺だが、このところは新たなるエリアにステキなリゾートがお目見えし、動きに目が離せない存在。また、パーティ好きなら、サムイ島をベースに沖のパンガン島へ渡るのもテ。

 
ウブドにある渓谷を見晴らすバイスロイ・バリ。ウブドは雨が多いけれど、そのおかげで緑もしっとり

■バリ島/インドネシア

ベストシーズン:4~9月が乾季。平均気温28℃。ただし、ウブドは雨が降ることが多い。

ハワイと人気を二分するバリ島。物価の安さが手伝って、スパをするにも雑貨買いをするにもパラダイス! サーファーにとっても、パラダイス! 宿の選択肢が豊富で、ロスメン(民宿)から豪華ヴィラまで、旅の趣向に合わせて選べます。人気が高いのは、プライベート感たっぷりのヴィラ滞在。プライベートプールやガゼボをしつらえ、我が家気分で過ごせます。一方、大型リゾートホテルの人気も再燃中。リゾートエリアは南部に集中していますが、芸術の村ウブドと組み合わせたツアーもポピュラーに。ウブドではバリ舞踊や美術館めぐりなどアートに触れる滞在を。
 
ペルヘンティアンのビーチ。ウミガメの産卵シーズンはこのビーチは立ち入り禁止になるとか

■レダン/マレーシア

ベストシーズン:4~10月が乾季。逆に11~3月は風が強く吹き、島自体がクローズすることも。

マレー半島の東側に点在するレダン、ランテンガ、ペルヘンティアンは、国立公園にも指定された美しい海が待っています。白砂もぱふぱふで、透明度も上々。「ここはアジア!?」と、驚いてしまうかも。欧米リゾーターにはお馴染みのエリアですが、日本人ツーリストはまだあまり訪れていない穴場でもあります。4~8月はアオウミガメの産卵シーズン。ビーチのすぐ沖で巨大カメと遭遇できるかも!?
また、ボルネオ島のコタキナバルもほぼ同じ時期にオンシーズンです。
 
ホイアンの街から車で約10分のクアダイ・ビーチ。こちらはビクトリア・ホイアン

■ホイアン/ベトナム

ベストシーズン:乾季は2~9月。雨が多いのは9~12月。

ベトナム中部にあるホイアンは世界遺産の街。かつて中国とインドを結ぶ貿易の中継港として栄え、ご朱印船も訪れ日本ともゆかりがあります。街内は自動車の通行が禁止され、180年ほど前の建物がそのままの姿をとどめているせいか、どこかタイムスリップした気分になるはず。ホイアンから車で10分ほどにあるクアダイビーチにはリゾートホテルが集中。憧れのザ・ナムハイもクアダイビーチに。また、ホイアンはダナンからアプローチするため、二つの世界遺産を一挙に楽しめます。

ちなみに南部のホーチミンは5~10月は雨季で、11~3月がベスト。

 
ボラボラ島のソフィテル・モツ。そびえる山がオテマヌ山

■タヒチ

ベストシーズン:乾季は4~11月。平均気温は25℃。朝夕は気温が下がり、肌寒く感じることも。ただし、6~8月にはマラムという強い南風が吹いて荒れることがあるので、ベストは9~10月でしょうか。

ハネムーナーの聖地、タヒチ。ゴーギャンが愛した島々として有名ですよね。憧れの頂点はタヒチのパペーテから空路約45分のボラボラ島。ポリネシアの最高神タアロアの最高傑作とされ、島の中央にそびえる緑したたるオテマヌ山と青を塗り重ねたようなラグーンのコントラストはまるで名画のよう。水上コテージ発祥の地ともされ、ポリネシアの伝統建築のナチュラル&ロマンティックな洋上生活が楽しめます。
 
上級リゾーター向けの、セレブ御用達ザ・ワカヤ・クラブ

■フィジー

●ベストシーズン:5~11月が乾季。とはいえ、ビチレブ本島の山が雨雲を遮るせいか、西側のリゾートアイランズは通年、雨が少ない。平均気温は23~28℃。ただし、6~9月は朝晩冷え込むことも。

ハリウッドスターや米国セレブに人気のフィジー。訪れた誰もが心打たれるのは、フィジアンのフレンドリーさ。外見はデカク、強面だけれど、「ブラッ!(こんにちは)」の一言で満面の笑顔に。そして面倒見の良さも人一倍!もちろん、海の美しさも絶品です。フィジーへ旅するならば、ビチレブ本島の西側に点在する1島1リゾートの集合体リゾートアイランズへ、ぜひ。海の色がビチレブ本島とは断然、違います。
 
ウベア島の元気な子供達。まさに天国に近い島の天使たち

■ニューカレドニア

ベストシーズン:常夏というよりは、日本の四季と逆と考えた方がいいかもしれません。平均気温は24℃、6~9月は20℃を下回ることも。雨が多いのは1~4月で、それ以外はほぼオンシーズン。

首都ヌメアは南太平洋でも指折りのシティ・ビーチ。フランス系のローカルが海辺の暮らしを楽しんでいる風景は、どことなくハワイと共通するようなイメージというか。本国フランスから届くキッチン雑貨や食材などのショッピングもお楽しみ。エルメスのニューカレドニア・バージョンのスカーフは自分土産におすすめです。一方、“天国に近い島”ともいえるのが離島。最近ポピュラーになっているイル・デ・パンやウベアなどには絶品ビーチが待っています! 白砂のキメの細やかさ&美しさは、ワタシ的世界遺産!