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おせち料理の詰め方はあなた流で! 重詰について

重詰料理の詰め方には決まりごとが多いのですが、自分流のやり方で詰めてもいいのではないかと思います。詰める際に心がけたい点は、美しく!おいしく!日持ちするように!

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド



重詰は正月の専売特許ではなくて、五節句(正月・ひな祭り・端午の節句・七夕・菊の節句) にも用いられます。 四季を表すといわれている四段重ねが正式ですが、一般の家庭では、略式の三段重ねが多く用いられているようです。

【一の重】
口取り.....きんとん、伊達巻、錦玉子、かまぼこ等
(甘いものが多い)

【二の重】
焼き物.....海老の鬼殻焼き、焼き魚、のしどり、焼き豚など

【三の重】
煮物......筑前煮、くわいの煮物、竹の子の含め煮、いり鶏等

【与の重】
祝肴......黒豆、田作り、数の子、昆布巻き、なます等
( 正月を代表するおめでたい料理)

↑このように詰めるのがしきたりとなっています。
ですが、これは地域によって、また時代によっても変わってきます。 台所が冷蔵庫なみかそれ以下の気温のところでは、そのまま常温保存が可能ですが、 寒い場所を探すのに一苦労するという、全館暖房の家なら、冷蔵庫で保存しなければならない料理もでてきます。 そうなると、「冷蔵庫に入れる料理を一つの重箱にまとめたい!」と考えるのも当然のことです。

その前に、「一の重って一番上?それとも下から数えるの?」 そうゆう方がいてもおかしくないので、、、(上です。)
今の時代のあなたに合った詰め方でいいと思います。

最初に蓋を取った時に「ワーッ!」という歓声があがらなければ、かなり悲しいので、 一の重には見栄えの良い、彩りの良い料理を詰めたいです。次はやっぱり豪華な焼き物。 そして、誰に教えてもらわなくても、料理本を参考にしなくても、 どう考えてみても、煮物は下でしょう、、重いし。ということで、必然的に三の重が煮物 。あと、残ったお重には、なくなったら補充する予備の料理を入れておくって事にすれば便利です。

各段ごとに酢を使った料理(酢バス、なます、菊花かぶ、梅肉和えなど) を入れておくと日持ちしますので、酢の料理を各重ごとに入れるという ことも、頭に入れて詰め合わせて下さい。
自分のセンスを信じて自信を持って詰めたなら、それがあなた流の重詰料理。   我が家の伝統は私が創る!くらいの根性で!


盛り付け例
5~6人家族用【五段重ね】
2~3人分用【一つに盛り合わせ】


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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