いつもの茶碗蒸しに少し甘みを効かせて具にうどんを加えた『小田巻き蒸しうどん』なら消化もいいし口触りも好いので風邪で荒れた舌にもやさしいでしょう。それと正統派玉子酒の作り方も披露いたしましょう!これは調理師学校で習ったレシピです。
●小田巻き蒸しうどん <三人分>
鶏ささ身 2枚
海老 3尾
筍 30g
椎茸 3枚
ぎんなん 9個
三つ葉
うどん 2玉
卵 4ケ
出し汁 3C
味醂 大さじ1
砂糖 小さじ 1.5
塩 小さじ 2
醤油 小さじ 1.5
{作り方}
1.ぎんなんの皮を剥き、湯に入れて薄皮を取る。
2.卵に出し汁<調味料で味付けしたもの>を加え裏ごしする。海老の皮と背わたをとる。椎茸は粗い千切り、筍は薄く、ミツバは2cmに切る。
3.鶏肉をそぎ切りにして醤油少々をかける。<しょう油洗い>
4.うどんは熱湯に通しほぐしておく。
5.具を丼に盛り付け卵汁をはって強火で2分弱火で15分ほど蒸す。
《食欲がない時はうどんのかわりに豆腐を4cm角に切って加えたらいいです》
●洋風小田巻き蒸しうどん
具は和風と同じでもいいのですが、人参、アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、ウインナ、コーン等もとても合います。
具を下茹でして軽く塩コショウしたら、卵4個に牛乳3C<牛乳2Cにスープ1Cでもよい>、塩小さじ1強を混ぜた卵汁をかけて同じように蒸す。溶けるチーズを加えてもおいしいです。
●玉子酒
酒 200cc
卵黄 1コ
砂糖 大さじ2.5
{作り方}
1.酒をとっくりに入れて熱燗にする
2.卵黄と砂糖を混ぜる<泡だて器は使わない>
3.2の中に1を流し入れながら(酒に)火をつけてかき混ぜる。
《火傷しないように気をつけてください》
★昔ホットコーラなるものが喉にいいとかで流行った事がありました。<喫茶店のメニューにも登場したものです>ほんとに喉によかったかどうかは定かではありません。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。