昔から言われる梅干などの効果はもちろん、現在では、わさびの成分を生かしたお弁当用の防腐シートなども登場していますので、市販の便利なものを十分に生かすのも食中毒対策にはとても効果的ですね。
何でも火を通すのがいいとなると、色合いがとっても難しくなったりしますが、色つきのアルミホイルを使用したり、カレー粉などの香辛料で色づけしたりするのも1つの手ですね。(スティックも便利ですが、幼稚園の年少さんなどのお子さんのお弁当にはちょっと危ないかな?幼稚園によっては、使わないで下さいといわれるところもありますね)
私はお弁当のおかずに、よく『肉巻き』を作ります。
この時期にぴったりな具材は、「梅干しとしそ」。さっぱりと食べたい時は鶏のささみでホイル巻きに、スタミナをつけたいときは豚の薄切りで巻いてカツにしたりします。
鶏の梅シソ巻き 作り方のポイント
・鶏肉はたたいて、均等な厚さに。
・鶏肉・大葉・梅肉の順に重ね、きっちりと巻く。
・具を巻いた鶏肉をラップでくるみ、その上から
アルミホイルできつく巻く。 (写真1)
こうすれば、卵や他の野菜と一緒にゆでられます。
・沸騰したお湯で、5~6分ゆでる。 (写真2)
※お肉の厚さによってゆで時間は調節してください。
・中にちゃんと火が通ったら、できあがり。(写真3)
(左から順番に 写真1・ 写真2・ 写真3:左側。右は薄切り豚の梅シソ巻きカツ)
色合いを鮮やかにしたいときは、赤色の強い梅干やカリカリ小梅を使う。
たいていは梅干の塩分と酸味があれば、味付けは他に施さなくても十分。
でも、梅干はそれぞれ塩分が違うので、塩分が強い時はみりんなどで梅肉
をのばしたり、塩分が足りない時はお肉に塩を振ったりして調節していた
だけると良いかと思います。
毎日お弁当作りに励む同志の皆様、「つけない・増やさない・死滅させる」を肝に念じながら、この夏も共に乗り切りましょうね~!!
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<お弁当箱取り扱いのポイント> ・お弁当に入れる当日にきちんと火を通し、熱を冷ましてからお弁当に詰める。 ・ホームフリージングしたものは凍ったまま入れるとよい。 ・おかずやご飯類は、さましてから詰めること。ごはんの蒸気やおかずの汁気が あるままふたをすると、水分が多くなり菌が繁殖することに。 ・お弁当は詰める前にお酢で拭いたり、熱湯や漂白剤などで消毒するとよい。 |
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