―◇ INDEX ◇―
■ 『マーサ・ステュワート』って、誰?
■ マーサ・ステュワートについて思うこと
■ レシピ:マーサに学ぶシーザーサラダ(P2)
◇ こぼれ話―レタスの種類・食パン以外でクルトンを作る(P3)
◇ マーサ・ステュワートって誰? ◇
全米の主婦に絶大なる支持を受け、今や世界的にもファンを広げているカリスマ主婦「マーサ・ステュワート」。日本や他の国にもカリスマ主婦と呼ばれる方はいらっしゃるでしょうが、マーサ・ステュワートほど幅広く活躍している「主婦」はいないでしょう。
料理・ガーデニング・DIY、その他家事全般を完璧にこなす彼女。アメリカでは毎日放映される1時間番組をもっているし、雑誌『マーサ・ステュワート・リビング』なども発行、オリジナルブランドの販売など、まさに「マーサ・ブランド」を確立しています。
そのスタイルコンセプトは、ナチュラル&ハイソサイエティといったところでしょうか。「毎日こんな風に優雅に家事を楽しんでおしゃれに暮らせたらいいわあ~」という、主婦の痛いところをストライクでついてきます。
日本でも女性向けCATV『LaLa TV』 で、「マーサ・スチュワートリビング」が放映され、人気番組となっているようです。
元々は、ウォール街の証券ブローカー、ファッションモデルという経歴を持つ彼女。TV番組に出演する彼女は大柄で、とても落ち着いた口調・飾らないナチュラルな服装が特徴的。お化粧もあまり濃くなく、いつもボタンダウンシャツにコットンパンツ、といったいでたちです。
番組には、家事のその道のプロ(料理だったら、有名店のシェフとか、パッチワークだったらその専門家とか)が登場して、マーサにいろいろと説明してくれながら進行してゆきます。その説明はとっても分かりやすい。見ている側は「簡単にできるじゃない」と思ってしまいます(そして実際簡単。)
◇ マーサ・ステュワートについて思うこと ◇
「マーサ・ステュワート・リビング」を見ていて、私が思ったこと…。日本人って料理上手なのかも、ということ。例えば野菜の千切りにしても、魚の3枚おろしにしても、かなり大胆。そういえば番組中にマーサがキャベツを千切りしながら「日本人の方はこういうのとってもじょうずなんですよ・・・」みたいなコメントをしていました。(刻まれたキャベツは千切りと言うには、ちょっと太めでした)
では雑誌の方は?とのぞいて見ると、これまたナチュラル&ハイソ。生活雑貨やウェディングは定番ですが、3月に発行された『Martha Stewart baby』という赤ちゃん専門誌は、誌面制作に「GAP baby」が全面協力しているとのこと。うーん、ターゲットの好みを完璧につかんでいる戦略ぶりには脱帽。
ちなみにマーサ・ステュワートは、自分の名前がそのままついた『Martha Stewart.com』(英語)というサイトを持っています。レシピ集や、オリジナルグッズの通信販売、ガーデニングなど、家事に関する情報満載です。
また日本でマーサの雑誌が買いたい、という人には『Amazon.com』などへ。言わずと知れた、本の通信販売サイトです。
アメリカでは、熱烈な支持者(Marthaholic:マーサホリックなどと呼ばれているとか)が多数いる反面、「気取ってるわ」なんて思う人も少なくないとか。さて、あなたはどちらでしょうか?
レシピ:マーサに学ぶシーザーサラダ(P2)へ GO!