ホテル/東京のホテル

ザ・リッツ・カールトン東京 本物の上質(4ページ目)

不況下でも、ザ・リッツ・カールトン東京はやはり“強い”。何がどう強いのか……これが今回のストーリー。

村上 実

執筆者:村上 実

ホテルガイド

シリアルからグリル料理まで。多彩なブレックファスト

翌日、窓の外は小雨に煙っている。この季節一歩ホテルから出れば蒸し暑さに辟易するはず。と考えれば、いまこの適当な冷気と豊かな客室空間に存在するガイドは相当に心地良い世界にいることになる。最後の仕上げで再びクラブラウンジに。素敵な朝食、ガイドにとってホテルライフ=朝食というぐらい大切な時間。

朝の早いビジネスマンにとっては午前7時からの営業時間というのは課題があるかも分からないが(館内のモダンフレンチ「フォーティーファイブ」は6:30から営業)、これはあくまでクラブラウンジという世界での話。ガイドは早起きで通常でも6時起床(年寄りのせいもあるかも分かりませんが)、だからいつもお腹が空いて6:30には自宅では朝食を摂っている。

ラウンジ前には既に外国人のゲストが待っている。直ぐにドアが開いて5分もしないうちに20人ぐらいの規模まで膨らんだ。皆さん、朝食が待ち遠しいのでは。メニューはシリアルからグリル料理まで多彩。コンシェルジュに喫食率を訊ねたら「100%に近いです」とのこと。頷ける。新しいホテルライフというわけではなく、むしろオーソドックスなホテル利用のイロハの話。だからこそガイドがいかに朝食という時間と体験を大切にしているかを伝えたい。

各テーブルから「モーニング!」の挨拶が飛び交う。こういう感じ……。これがリズム&テイスト。ザ・リッツ・カールトン東京での宿泊体験には明らかに他ホテルとは異なる微妙なテイストがある。

チェックアウトしてそのまま会社に向かう。「ザ・リッツ・カールトン東京」から会社に出社。これは元気が出ること間違いなし。英気を養うという言葉があるが、まさにその典型。

この夏、皆さんはどんな元気の出るアイディアを実現するのだろう。

<DATA>
オルト
ザ・リッツ・カールトン東京
住所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン
TEL:03-3423-8000
アクセス:都営大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路で直結

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