植木・庭木/庭木・花木の種類と育て方

挿し木に挑戦してみよう!(2ページ目)

梅雨時は予定していた庭仕事もお天気次第ということで、ストレスが溜まっていませんか?「早く、梅雨明けして~!」と叫ぶ前に、梅雨時にうってつけの庭仕事、「挿し木」に挑戦してみましょう。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

鉢に用土を入れたら、水をたっぷりかけ、充分に湿らせておきます。竹串などの細い棒で、枝を挿す穴を空けます(枝は斜めに挿す、ということをお忘れなく)。
先程の挿し穂の切り口に、発根促進剤を少量つけ(アジサイはつきやすいので、促進剤は無くても差し支えないと思います)、切り口を痛めないように穴に挿しこみます。挿し終わったら周りの土が枝に密着するよう、手で軽く押さえます。その上にビニール袋を被せて、密閉状態にします。袋は、スーパーの袋で充分です。取っ手部分が、鉢に結びつけるのにかえって便利ですし…。

この状態で1ヶ月ほど、直射日光の当たらない明るい日陰に置いておきます。用土を乾燥させないように、時々チェックするのを忘れないで下さい。

さて、いよいよ一ヵ月後、新しい芽が出ているでしょうか?それでは、土を空けて挿し穂を出して見ましょう。根っこが出ていれば成功です!
根が出た後は、普通の花苗のように新しい鉢に植え替えてあげましょう。しばらくの間は、直射日光は避けて管理してください。後はグングン育って、早ければ来年にも花をつけてくれることでしょう。

ここではアジサイを例に紹介しましたが、他にもツツジ、コデマリ、ムクゲなど様々な花木に応用できます。是非チャレンジしてみてくださいね。

※繁殖に関する補足
品種登録されている植物は種苗法により、登録者の許可なく営利目的の増殖及び販売することを禁止されています。詳しくは『品種登録・種苗法』に関するページにてご確認ください。

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