まず始めに、挿し木初心者の方々のために、挿し木に向く植物をご紹介しましょう。
一番簡単なのは観葉植物のアイビーやポトスの枝を切って、水を入れた花瓶に活けておく方法。お水を時々変えてあげるだけで、根が出てきますよ。ミントなどのハーブもこれで増やせます。

では、花木はどうでしょう?初めてでも、まず失敗することのない花木に「アジサイ」が挙げられます。丁度、季節の花でもありますし、お友達に声を掛けて枝を分けてもらったり、ご近所に咲いているアジサイの枝を少し分けていただくと良いですね。「挿し木をしたいので」とお願いして、なるべく若くて充実した枝を切ってもらいましょう。

アジサイは「密閉挿し」という方法で挿し木をします。用意するものは、鉢・良く切れるナイフ・鋏・新しい鹿沼土(又は挿し木用土)・細い棒・ビニール袋・あれば発根促進剤、などです。
まず下準備として、枝を一節ごとに切り、枝についている葉を半分にカットします。これは、水分の蒸散を防ぐためです。次に枝の切り口を、良く切れるナイフで斜めにカットし、水の入った容器に挿して充分水揚げさせておきます。この時、葉には水がかからないように注意します。

水揚げさせている間に、鉢の準備をしましょう。鉢の大きさは、枝を斜めに挿すということを前提に少し余裕のある大きさで浅目の鉢を用意しましょう。
用土は一般的に売られている「鹿沼土」もしくは「挿し木用の土」を使います。用土は、新しい物を使いましょう。古いポット植えの土などは、病気に侵されていたり害虫の卵が産み付けられている可能性があります。