緑あふれるパティオに面したラウンジ |
場所は箱根の強羅。4月初旬の箱根路は見事なくらいの混雑ぶり。こういう時は車を避けて電車利用が一番。選んだのは金曜日からの1泊2日。平日であれば同じ混雑でも随分と楽だし、新宿発のロマンスカーなどは午後の早い時間帯はゆっくりとしたスケジュールで時間調整が可能。ガイドが選んだのは午後0時48発の箱根湯本行き。少し遅めの昼食をワイフと小田急百貨店のグルメ街の弁当をチョイスして2時間ほどの電車の小旅行。車窓には菜の花の黄色と桜のピンクが見事なコントラストを描く。
箱根湯本の到着は午後2時6分。駅前にはホテル差し回しのタクシーが。駅前の沿道のお土産屋さんや飲食店には人だかりも。さすがに人気の箱根観光の玄関口といった趣。
箱根宮ノ下を経由して一路強羅に。坂道を上がるに連れて桜の開花は遅くなるようで、強羅の周辺はほとんどの桜は咲き始めといった感じ。箱根湯本からスムーズに流れて20分ほどで目的のホテルへ。エントランスでは旧知の女性総支配人がガイドを迎えてくれた。
彼女とはかれこれ10年以上の付き合いに。何を言わずとも気心知れた間柄である。ロビーを通って、まずは客室に。正面に箱根の聖なる山、明星ヶ岳の勇姿が迫り、毎年8月16日には大文字焼きが望めるという。
“最高のホテル体験”の始まりである。
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