遂に見つけた“最高のホテル”(3ページ目)

大涌谷温泉に源泉を持つ温泉でリフレッシュ

温泉三昧……これが今回の旅の目的。1ヶ月ほど前にギックリ腰をやったことで、ここは伝統的な温泉治療に期待感が。大涌谷温泉に源泉があるというこの温泉、酸性の硫酸塩泉で、この効果は抜群で東京に戻ってからも調子の良いこと。少し温かめの温泉は長湯も愉しめる。

翌日、早目に起きて早速の朝風呂に。温泉地の愉しみ方はいろいろとあるが、やはり早起きが何よりも楽しい。外に出てフレッシュな空気を吸い込み、温泉では一番風呂を楽しむ。まるで無我の境地になる。まさに究極のリラクゼーション。

日中はガラス越しに豊かな緑を目に食事できるダイニング

温泉に入るとお腹がすく。8時にワイフと集合してダイニングに。ワイフは和食膳でお粥のセレクト。ガイドは自慢のアメリカンブレックファースト。昨夜の鮨料理長がオープンキッチンにいて、「おはようございます！」と元気に挨拶してくれる。こういうリズム＆テイストがいわゆる一流の所以だと思う。

クリスピーベーコンは、やはりインターナショナルスタンダードのホテルの証しか。地元の新鮮野菜やクオリティを感じさせるコーヒーのグレード。どれもがきちんとしたオペレーションシステムによって支えられているからか、キッチン、ホールの両方のスタッフの動きがスムーズに映る。

ホテルのサービスだけでなく、笑顔もホスピタリティ高い野口総支配人と

食事を終えてコーヒーを愉しんでいるタイミングで野口総支配人が登場する。これも絶妙のタイミング。「このあとスパを予約しておきましたので」（これはチェックイン時にも確認されているので、突然ではない）。1時間ほど部屋で休んで（この日のTVは北朝鮮からミサイルが飛んでくるという話題が）、午前11時から極上のスパタイムをワイフと同じスパ「IZUMI」のトリートメントルームで過ごす。スパマネージャーやセラピストの皆さんとの会話が楽しい。海外や国内スパの話で盛り上がる。

チェックインからまる24時間、なんと素敵で充実したホテルライフであるか。何よりも心身の充足感がこのホテルの素晴らしさを証明してくれている。

チェックアウトは午後2時前に。混雑を避け早目にタクシーで箱根湯本に向かう。午後4時過ぎには新宿に到着、そのまま都内の夜桜見学に。

ホテルライフ、僅か1日の滞在でありながら、そこで出会った一人ひとりの表情が浮かび上がる。全てが笑顔だったホテルスタッフの方々、それにも増して喜びに満ち溢れたホテルゲストとの表情、やはり「素晴らしいホテル」というのはホテル側、ゲスト側両方の満足感が一致していると感じた。

『ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ』、
ガイドにとって最高のホテル体験となった。

■ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート＆スパ
住所：神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320番地
TEL：0460-82-2000、予約03-3222-1234、フリーダイヤル0120-123-420
IN／OUT：15:00／12:00
アクセス：箱根登山ケーブルカー：上強羅駅より徒歩5分、小田急箱根登山線　強羅駅よりタクシーで約5分（11：00～17：30 強羅駅より送迎バス有り）