野菜室は点検重点スポット
ファイルボックス、突っ張り棒、密閉容器などを使いながら空きスペースづくりを。 |
野菜室が引き出し式になっているなら、上から覗いたときになんの野菜か判別できる工夫が必要。例えばデスクで使うファイルボックスを使って、そこにキュウリやサラダ菜などの野菜を立てて仕舞います。ピーマンや椎茸、使いかけのスモール野菜はヨーグルトの空き容器に。
こうしてボックスと容器で野菜室を仕切っておくと、キャベツやレタスなど大きな野菜の場所も確保できるのです。さらに、夏場になると飲み物が冷蔵室に入りきらなくて困るのですが、ペットボトルや紙パックの飲み物の避難場所として使えます。
こんな普段からの心掛けがあっても、傷みやすい野菜を使い切るのは難しいもの。旅行前には野菜の追加買いを減らして在庫野菜でどんなメニューにするか、それは腕次第。といってもご馳走料理ではなく、残り物活用メニューで簡単食べきりに挑戦。
メニューの基本は炒め物とスープ。活用のコツは卵とスープの素、そして調味用のタレ。
卵は見た目にも舌にもコクが出ます。沖縄のチャンプル料理を想像してもらえれば良いでしょう。そして炒め物と言えば中華。麻婆豆腐とかエビチリソースを持っていると便利。それが手近になくても、ケチャップやマヨネーズを炒め物に使う手も。スープの素は言わずもがなですが、これを使えば誰でも簡単にあり合わせ野菜のヘルーシースープになります。さらに、炒めて煮こむカレーなんていうメニューもお薦め。
残り物で創造力をかき立てながら料理の腕が上がって、おまけに節約にもなるから一挙両得です。
それでも食べきれず残ってしまったらフリージングへ。