目線を意識してモノを浮かす
収納量を確保したいのは山々ですが、壁面を収納に使いすぎると部屋全体が息苦しい感じになりがちです。ことにベッドルームでは横になる時の目線が低い位置になるので、気を付けたいところ。扉で隠れる場所は視線の死角になっているので、その壁面を使ってメッシュパネルで引っ掛け収納するという方法もあります。ネクタイやベルトのように細長いモノなら幅の狭い壁でも活かせます。
フックやパイプ使い
モノを浮かせるためのパーツとして、ガーデン用のプランターフックがあります。装飾的なフックを探しながら雑貨屋さんを巡って、持ち手つきのバスケットを組み合わせたときの室内イメージを想像してみるのも楽しみです。このバスケットにはパジャマとか部屋着を収納しています。パイプとパイプ受け金物を使って、壁面に洋服掛けを作ります。その日に着た服とか普段着とか気軽に引っ掛け収納。普通のパイプはステンレスですが、アクリルの物を使うと透明感があって部屋の装飾にもなります。
但し、いつまでもここに服をひっかけたままにすると1枚が5枚、10枚と増え続けるので、コマメに片付けましょう。
それが、「収納が命のインテリア」の心がけです。
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床からモノを浮かせる工夫がインテリアのコーディネートまで変えてしまう結果になりました。片付けて収納することと部屋のイメージをつくることとが一体になっている様子をご覧頂けましたか?見た目から出発して収納を考えてみてはいかがでしょう。その日の過ごしかた、これからの生きかたにつながる新・収納術。ガイド著書「朝、着る服に迷わないハッピー収納術」 をどうぞご覧ください。
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