それでは早速、その理由からご紹介します。
スカーフとA4サイズの相性
一方で、スカーフのサイズはブランドによってサイズが異なります。正方形スカーフの場合、エルメスなら90センチ四方、フェラガモ、グッチなら85センチ四方といった具合。長方形スカーフの場合、例えばエトロなら幅82センチ、長さ132センチです。どんなサイズのスカーフでも折りたたむとA4サイズに近くなります。
そこで、スカーフ収納用としてA4のファイルボックスにサイズを決めておくと、ケースを買い足しながらクローゼットや棚の中に整然と並べることが可能。見た目にも統一感が生まれます。
それでは、実際に事務用品を使ってスカーフを収納してみましょう。
ファイルボックスにハンギング収納
A4サイズのハンギングファイルにスカーフを掛けて収納すると、上から覗いた時に選びたいスカーフの柄が一目で分かります。取り出す時にはファイルごと抜き取ってスカーフを1枚はずして、また元に戻すだけ。さらに、ファイルの厚紙のおかげでスカーフがよれたりずれたりしないのです。
使わなくなったハンギングファイルが余っていたので、ここではそれを活用しました。でも、わざわざ買うまでもなく、自由に曲がるワイヤー(太さ3.2ミリ)を使ってハンガー代わりにすることができます。ワイヤーを約35.5センチ(無印良品のボックスの場合)にカットして、両側をペンチで曲げれば引っ掛けハンガーの出来上がり。
クリーニングから戻ってきたスカーフの間に入っていた薄紙を利用して、スカーフと一緒にハンガーに掛けておくとスカーフの滑り落ち防止になります。薄紙がない場合はA3サイズのコピー用紙で大丈夫です。
蛇腹式ファイルに挟んで収納
右の実例で使っているファイルケースは、百均で購入した物を蛇腹状につなげて作りました。このケースの作り方は「関野裕子さんの小さな家のすてき収納」主婦と生活社に紹介されています。
スカーフをきちんと整理しておくと、スカーフのアレンジにも意欲が増していきます。ミラノでは帽子代わりにスカーフのアレンジを楽しんでいる模様。鏡の前でちょっと試してみませんか?
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