たのみ上手になろう!
なんでも自分ではそろそろあきらめましょう |
・自分が一生懸命作業している姿をみせ、共感を得る
・「もし、時間があれば」と、相手の立場を考慮したたのみ方をする
・お願いしたあとに「ありがとう」の気持ちをこめる
「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」ってなんだ?
プロの方はどんなテクニックを使っているのでしょうか。「最初はOKがもらえるような質問をして、その後難度の高いものへと移行していくというやり方が効果的でしょう」というのはコミュニケーションインストラクターN氏。この方法は“フット・イン・ザ・ドア・テクニック”といって営業などでも広く使われている手法だそうです。
「いきなり『さあ、雑巾もって天窓を拭いてよ!』では、『なんだよ、今ゆっくりしているのに』と激しい抵抗にあいそうです。しかし、手始めに『そこのゴミをゴミ箱に入れてくれない?』ぐらいであれば、しぶしぶでも重い腰をあげてくれるかもしれません。そうなったらしめたもの。ドアはすこし開けられたも同然でしょう」(同、コミュニケーションインストラクターN氏)
それでもまだ手伝ってもらえなかったら……
それでも協力が得られそうになければ、もう少しやわらかめにアプローチしてみてもいいかもしれません。前述のN氏は、「『ちょっと相談があるんだけど~』と始めてみるのも手ですね」とのこと。どうせ手伝ってもらえないなら、イチかバチかトライする価値はありそうです。