よし、リビングをみんなの勉強部屋にしよう!
小さな子どもだって大きな机の前でウキウキ。「さて、私はお絵かきをしようっと!お兄ちゃんはお勉強でしょっ!(笑)」 |
「うちは、夕食後一家団欒が終わると夫婦そろってPCに向かうことがよくあるのです。それなら子どもも一緒に家族全員でしようよ!というのが本来の目的」だったようです。まるで図書館みたい!
リビングの主役はテレビでなくテーブル
勉強部屋にするためには、必要となるのが机。Sさんは、リビングのまん中に大きなテーブルを置くことに。ここに座ればいつだって家族のぬくもりが伝わってきます。絵を描く子ども、宿題に励む子ども。室内は洋風ながらも昔なつかしい温かさが伝わってきそうです。リビングの荷物は、隠せるものと見せるものに分ける!
カバンだって床の上になければそれほど邪魔なものではない。テレビとランドセルが共存しています! |
子どもは概して片付けが得意ではありません。脱ぎ散らかした服や、カバン、教科書、本……、そんなものが一気にリビングに集合したら、たちまち大きなごみ置き場になってしまいそうですね。
「洋服はタンスなどの見えないところに片付けることに。ただランドセルの置き場に頭をひねりました。もうこれ以上隠せる場所が見当たらなかったので(笑)。考えたあげく、ランドセルもオブジェの一つと考えて隠すのをやめて、テレビ脇に専用スペースを作ったのです」。黒く光るランドセルも、インテリアとしてリビングにマッチしているのがとってもユニークですね。
読書好きの子どもを育てるには、思わず本を手に取りたくなるような環境が必要。これなら完璧! |
あるデータによれば、頭の良い子が育つためには家族とのコミュニケーションが必要という結果も。いずれにせよ、個室で何をしているのかわからない、というのであれば思い切ってプライバシーを取っ払ってしまうのも良いかもしれませんね。ちょっと勇気はいりそうですが。