引越し/引越し関連情報

隣りは何をする人ゾ?!/引越しを決意する時(3)(2ページ目)

マンションに引っ越したものの隣人にまったく出会うことがありませんでした。ある日突然あらわれた隣人は、常識ではかりしることができない人だったようです。

執筆者:All About 編集部

まだまだ続くありえないコト

引越し、迷惑
こんなものが隣りから投げ込まれたら、あなたはどうしますか?
不気味なことはまだまだ続きました。「ゴーン」突然なにかが投げ込まれた音がしました。Fさんがびっくりしてベランダに出てみると、そこに落ちていたのは長さ30センチほどの金づち。すると次の瞬間「ピンポーン!」家のベルが鳴りました。

恐る恐るドアスコープから外をのぞいてみると、なんと扉の向こうに405号室の住人が立っているではありませんか?怖くなってインターフォン越しに「はい、どちら様ですか?」とたずねました。「あんた今、うちのベル鳴らしたやろ?」「いいえ、鳴らしておりませんが……」「ほんまか?」

Fさんのからだはしばらく震え続けたといいます。金づちを投げ込んだのは紛れもなく405号室の住人。それなのになぜ「ベル鳴らしたやろ?」と言ってきたのだろう?あまりに現実離れしたできごとに、しばらく部屋から出ることが出来なくなりました。また子どもへの危害を恐れて、ひとまず実家に戻ることにしました。数ヶ月もすれば事態も変わっているかもしれません。

隣人の扉の向こうにあったもの

引越し、ドア
お隣のドアが全開だったら、やっぱりのぞいてしまいますよね?
それから2ヶ月がたちました。その後405号室の住人を見かけなくなった、とご主人からの連絡で再度子どもを連れてマンションに戻ることを決意。マンション4階のエレベーターを降りると、問題のお隣の玄関の扉が全開になっていました。『あれ、引越しされるのかしら?』廊下を歩いていたFさんの2歳の子どもは、その扉をめがけて好奇心いっぱいに走り出してしまったのです。

そして子どもは扉の向こうを見て「うぇーん!」。Fさんが駆け寄ってみると仁王立ちになった405号室の住人が子どもをにらみつけ、何か大声で文句を言っているではありませんか。

もう、お手上げ!

引越してから6ヶ月ばかりではありますが、身の危険を感じ、とうとう引越しを決意しました。その後聞く話では、マンションの住人は管理組合を通じて弁護士をたて、司法による解決への道を模索中とのこと。



いくら『私はワタシ』と思っていても、周りに住む方々と少なからずかかわっていかなければならないのが現状。しかし周りの環境、住人のようすは住むまで実態が把握できないものです。
建物内にある掲示板も貴重な情報源


いきなり隣人を訪ねて「このマンションの住み心地いかがですか?何か問題はありませんか?」なんて聞ければいいのかもしれませんが、そんな質問ができる勇気がない方が大半ではないでしょうか。そういう場合は幾度となくそのマンションを訪れて、自転車置き場、駐車場、ゴミ集積場、住人の方をウォッチすることが重要な方法でしょう。

また建物内に掲示してある、管理組合のお知らせを注意して見るものいいかもしれません。「ゴミは当日に出してください!」「エレベーター内でタバコを吸わないでください!」「上からものを投げないでください!」などの張り紙を目にすることがあります。これらは逆に言えばそういう行為をする方が住んでいる、ということでもありますから。



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