【Q1】やはり荷物はぬれる?!
【A1】雨の日に荷物がぬれてしまうことは覚悟しなければならないでしょう。特に家からトラックに積むまでの間は防ぎようがありません。さらに集合住宅などでエントランス部分が狭かったり、屋根がなかったりする場合、またトラックが建物近くよせられない場合など、その分荷物は雨ざらしになってしまいます。当日雨が降らないにこしたことはありませんが、この時期は雨が降る事を前提に梱包するのがベスト。着物などぬれて困るようなものには予めビニール袋(ゴミ袋)に入れてからダンボールにつめる、プラスティックの衣装ケースにつめる、自家用車で運搬する、などひと工夫が必要ですね。
ぬれて困るものにはエアパッキングを利用したい |
特に注意が必要なのは電化製品です。雨にぬれると故障してしまうおそれがありますのでエアパッキングでの梱包が必要です。
【Q2】雨の引越しに必要なもの
【A2】トラックへの搬入がすむと、次はぬれたまま積まれていた荷物が家に入ってきます。家に荷入れされる前に荷物をささっと拭いてしまいたいところです。そこで重宝するのがトイレットペーパー、タオル、バスタオル類。すぐに取り出せるよう準備しておきましょう。残念にも大雨に見舞われたら、作業員はずぶぬれとなります。床や壁を養生してくれる引越し業者ばかりとは限りません。外でずぶぬれになった作業員がそのまま家に上がり、カーペットやフローリングをぬらしてしまう苦情も多く寄せられています。そんな時のためにも玄関先にマット代わりにバスタオルなどを準備しておくと、お互い気持ちよく引越しを進めることができるでしょう。
【Q3】前日取り外されたエアコンが屋外に置きっぱなし!翌日の雨にぬれ作動しなくなったみたい!
【A3】つゆの季節はいつ雨が降るかわかりません。うっかり引越し荷物を外においたままにして、雨にやられたらどうなるでしょう?この場合まずだれの指示でエアコンが屋外に放置されていたか、ということが問題となります。業者が依頼者に聞きもせず置きっぱなしにしていたら、保管注意義務を怠った業者側の責任。一方、依頼者がエアコンを屋外におくように指示した場合は依頼者側の責任となるでしょう。
つゆに限らず雨にぬれて困るものは、それなりに注意が必要ですね。つゆ時の引越しはとかく晴れの日より気を使うことが多いものです。
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