引越し/引越し関連情報

家具の吊り上げ作業

家具の吊り上げ作業にはどんな種類が有るのでしょうか?各々の特徴をご紹介します。狭い階段と大きな家具の組み合わせの方は必見です。

執筆者:山上 哲


良くある引越しのトラブルのひとつとして、搬入時に家具が階段で搬入できない事が挙げられます。

最近の一戸建ては、家具の搬入を考慮されている階段が少なく、吊り上げ作業はほぼ必須という傾向があります。見積りの際に新居を下見に行ってくれる業者が少ないので、見積り時に確認する必要があります。

見積り前にできる事

建築中で、階段に手すりを付ける予定の方は、施工業者にまず手すりの取付け日程を引越し後に変えられないか確認してみましょう。手すりが有る為に家具が階段で搬入できないのは良くある事です。

また、手すりが無い、日程を変えられないなどの家は、階段の横幅と曲がり角の形状を図面などに書き出して、各々の長さを記入しておくと引越しの見積りの際に吊り上げ作業の予測が出来ます。又、階段の曲がり角部分の、天井の高さも測っておくと更に分かりやすいです。

吊り上げが想定される家具類

キッチンが1階の一戸建ての場合、又はマンションなどの場合は、階段や廊下の形状により、婚礼家具類(洋タンス、和タンスなど)やピアノ、大型のソファーやベッドマット、両袖机などが吊り上げになる事が多いです。

二世帯住宅などで、2階にキッチンが有る場合は、冷蔵庫、食卓テーブル、食器棚、リビングボードなどが吊り上げになる場合が有ります。

また、3階建ての建物などでは、3階に上げる大型家具は吊り上げが必要な場合が多いです。

階段の幅がギリギリの場合、壁を傷つける恐れが有るとして、業者側から吊り上げで指定される場合も有ります。営業マンと事前によく相談する必要があります。


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