心づけやチップは“必要”なのでしょうか?確かに昔から習慣としてあります。では何の為?海外には多いこの風習も、日本国内では理解に苦しむ人が多い様です。ガイドの意見は以下の通りです。
チップは必要はありません。現実問題お金を払って頼んでいる訳ですし、働く方もそれなりの給料をもらってやっているのですから。
ではなぜ風習があるのか…それは引越センターは“サービス業”だからです。昔からの風習といえば、引越しは自分でやる物でた。それが今、お金を払えば生活している状態からすぐに生活できる状態まで、面倒な準備をしたり汗をかいて運ばなくても良い様になりました。
“自分の為に汗をかいて働いてもらう”という感謝の気持ちが、心づけやチップの習慣として出来あがっているのだと思います。
作業員も皆、親切な作業をする様には教育されているはずです。更に会社に教育されている以上のサービスを求めるのであればチップも必要かもしれませんが、確実とは言えません。気持ちは伝わっても作業員次第で当たり前の様に思われるかも知れないですので、見返りは期待しない方が良いかと思います。ごくまれに、心づけを渡したおかげで有料のはずのサービスが、無料にしてもらえたケースはあるようです。(これは良くない事ですが…)
以上を参考にして頂いて、渡す、渡さない、は御自分で判断して下さい。作業自体に特に変わりは無いと思います(思いたい)。ちなみに受け取らない人もいますのであらかじめ御承知下さい。
参考までに…
私が某引越センター勤務の頃に頂いた額は以下の通りです。
最低額:15円(笑)おつりいらないといわれました
最高額:70,000円 断りましたが持たされました。常識はずれです。
※ちなみにこの日の引越し代金は250,000円でした。
作業員全員へのお礼は総額400,000円でした。
バブルの絶頂期のお話ですが…
頂いたお客様の割合:30~40%位(ありがとうございました)
平均額:2,000円位
個人的には作業前にもらった時は一旦お断りしてからどうしてもと言う方には頂いていました。が作業後に頂いた時は遠慮無く頂きました。自分の仕事内容を認めてもらったようで、とても嬉しかったものです。
その他、作業中のお茶やジュース、お弁当などを頂いた事も有りました。嬉しかったです。引越は喉が乾きますから…それが一番嬉しいですね。
こう考えると引越しの作業員時代ってかなりの高給取りでしたね…
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