「引越し」の噂話はあっという間!
親しい人に連絡しなくっちゃ!ようやくかけたものの、「どうして知ってるの?」 |
「以前、引越しが決まったときのこと。まず親しい人にお知らせしなくっちゃと思いながらも、いろいろ忙しくて連絡が後回しになってしまったことがありました。」とAさん(30代主婦)。「数日後友人に連絡を入れると『うん知ってる、引越しが決まったんだってね』と悲しげに。友人と思っていたのにどうして早く言ってくれなかったんだろう、と思われたに違いありません。自分も、直接伝えたかったのにと残念な気持ちになりました」
言ったのは誰だろう?そんな疑問がわいて来たAさん。思い起こしてみると引越しが決まってすぐにAさんは学校の仕事を頼まれ、引越しを理由に断ったことを思い出したのです。「その人がご親切にも素早くその情報を流してくれたのですね。こういう話ってまわるのがとても早くて……、あまりいい気はしませんでした」
引越が決まったら親しくしていた方には、いち早く連絡を入れてみてはいかがでしょう。「友人の引越しを人伝いに聞いて寂しい思いがした」、「どうして私に直接言ってくれなかったんだろう?」と感じられないためにも。気にする人も多いようです。
引越し荷物は、個人情報です
こんな目立つところに荷物を放置されても。「何だろうって」のぞきこんでしまいそう。 |
「うちは大型マンションなので一年中ひっきりなしに引越が行われています。」と主婦Bさん(40代主婦)。Bさんによると玄関に置かれているダンボールや荷物を見ると、家族構成がわかってしまうといいます。「ダンボールに大きな文字で●●ちゃんの衣類、バッグ、DVDなんて書くのもどうかと思いますよね。ああ、小さいお子さんがいるんだとか、バッグ持ちなのかなとかいろいろと想像してしまいますから」
最近はプライバシー保護、防犯の意味からもダンボールの中身が詳細にわかるような表記は避ける傾向にあるといいます。ダンボールに書くべきことはどの部屋に搬入されるのか、そして本人がわかる範囲での品名で十分でしょう。
また半透明の衣裳ケースに入れたまま衣類が搬入されるのもよく見かけます。その際、中身が透けて見えないよう衣類を何かにくるんだり、内側を新聞紙で目隠しするなど、気を遣ってみることも必要。しばらく外におかれたまま、人の目にさらされることもあるかもしれません。じろじろ見られるのは避けたいものですね。
引越を業者ばかりに任すことなかれ!
「引越しを業者任せにして、われ関せずという態度には腹が立ちます」とは一軒家に住む主婦C(50代)さん。「この辺りは道路が狭いので、引越しに限らず大型の車を長時間置かれると迷惑なんです」最近では家の建て替えなどでも業者にすべて任せ、自分から「ご迷惑をおかけするかもしれません。」のひと言がなくなっているとCさん。引越しトラックや荷物が道端で邪魔になっていても、それは業者の仕事と、割り切る人が多いのかもしれません。とはいえ、その地域で生活をしていくのは引越し会社ではありません。最初の印象を悪くしないためにも外の作業に目をやりながら「ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。」のひと言を添えることが肝心でしょう。そのひと言で人間関係が円滑に進むことも多いものです。
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