気軽に、手軽に、季節感のある一人暮らしを始めてみませんか。 |
ガイド記事の中では『季節を感じながら暮らしたい』シリーズとして、季節ごとの過ごし方や楽しみ方をご紹介してきましたが、このたび、『ひとり暮らしの季節ごよみ』という本を出版いたしました。そのご紹介と併せて、一人暮らしの中に季節感を取り入れることの喜びや楽しさについて考えていきたいと思います。
=INDEX=
■ 一人暮らしは季節感をなくしがち!?
■ 季節を楽しむことは面倒なことじゃない
■ 季節で感じる家族の絆と時間のゆとり
一人暮らしは季節感をなくしがち!?
秋に楽しみたいのがお月見です。何はなくとも、まずはお月さまを見上げてみましょう。 |
一人暮らしをしていると、季節の行事のことなんて、つい忘れてしまうことが多くなります。下手をすると、自分の誕生日ですら、仕事をしているうちに終わってしまうこともあります。誰かが「今日は○○の日だよ」と言ってくれるわけでなし、「××の行事だから、飾りつけをしなくちゃ」と思ったって、自分でやらなきゃ始まらない。それって面倒くさい…。気がついたら、その季節が過ぎ去ってしまっていたりすることも少なくないでしょう。
季節を楽しむことは面倒なことじゃない
ひとり暮らしの季節ごよみ-毎日が楽しくなる「プチ行事」のススメ(祥伝社) \1,260(税込) |
『ひとり暮らしの季節ごよみ』の中では、春夏秋冬ごとに分け、楽しみたい行事や時間の過ごし方を紹介しています。もちろん、それは一人暮らしでも始めやすい、とっかかりとなるアイディアが中心。例えば、ガイド記事『レトルトで作る海鮮ちらし寿司』の中でも紹介している、ひな祭りを祝うちらし寿司の作り方。レトルトのちらし寿司なら、誰だって作れます。そこに一手間。それだけで、ぐっと気分が盛り上がり、気持ちがしゃんとしてきませんか。
ガイド記事で紹介した内容もありますが、その他にも新たなアイディアをたくさん盛り込みました。
季節で感じる家族の絆と時間のゆとり
忙しい毎日もいいけれど、たまに、ゆっくりと季節を感じながら時を過ごすことが、自分を見つめなおすよい機会にもなります。 |
ひとつは、家族との絆が深まること。一人暮らしをしていても、家族は家族。その絆はちゃんとつながっています。季節や行事を思い出すと、自然と過去の家族の様子が浮かんでくることもあるのではないでしょうか。
もうひとつは、心や時間に余裕が生まれること。暮らしは、時として同じことの繰り返しになってしまうけれど、そこに季節感や行事を取り入れると、特別に大事な一日のように感じられることがあります。良い時間を過ごすと、心は穏やかになるし、慌ただしく流れるばかりだった時間が不思議と緩やかになります。
一人暮らしは、自由気ままで楽しいもの。季節のある暮らしはそれにプラスして、もっと豊かで心穏やかに過ごすことにつながるのではないかと思います。無理をして取り入れようとする必要はありません。ふと気づいた季節の移ろいに心を留めてみるなど、無理せず、心地よく始めてみませんか。
「季節感」「日本の伝統行事」などというと、小難しく感じられて、敬遠する人もいるかもしれません。でも、「暑い夏はビールが飲みたい」「温かくなってきたから、春らしい色の洋服が着たい」なんて考えることだって、無意識のうちに暮らしに季節を取り入れていることのひとつ。身近にある春夏秋冬を見つけてみてください。
今後の記事の更新情報については、ガイドメールマガジンでもお伝えします。ご購読を希望される方はこちらからご登録ください。
== 関連サイト ==
All About[一人暮らしの楽しみ方]一人暮らしに役立つ本・雑誌
生活の知恵やインテリアのヒントなど、一人暮らしを自分らしく楽しむための本や雑誌を集めたリンク集です。
『一人暮らしの楽しみ方』のガイド記事で取り上げてほしいテーマを募集しています! 疑問・質問、興味関心のあることなど、どしどしこちらにお寄せください。