収納スペースを使いこなす
いくら広い収納スペースでも、ただモノを並べるだけでは、すぐにいっぱいになってしまいます。無駄なく使いこなすためには、工夫が必要です。私はこれが下手くそなので、広い収納があっても、すぐにいっぱいになり、使いにくくなっていました。 ポイントは、分類ごとに細かくスペースを“仕切る”ことです。収納スペースを見たとき、ぎっしり入っているようでも、高さのある引き出しでは上に余裕があったり、中途半端に隙間があったりすることがあります。● 仕切る
炭入り 下着収納ケース \780 下着や靴下といった細かいものは仕切りをつけてしまうようにします。便利なグッズもありますが、サイズが合わない場合は、自分で作ってみるのも◎。 |
引き出しの中に箱などの容器を入れて、用途や形、使用頻度ごとに分類して入れていくことを考えます。箱はちょうどいいサイズであれば、食品などが入っていた空き箱でもいいですが、キッチン周りは水気が気になります。100円ショップなどで見つかる引き出し用のプラスチックケースの方が汚れも簡単に落とすことができます。キッチンの引き出しだけに限らず、洋服を入れるクリアケースなども仕切りを入れると、使いやすくなることがあります。特に細かい下着などは引き出しにそのまま入れると、ぐちゃぐちゃになってしまいやすいので、写真のような区分けのあるケースが便利です。
また、高さがある引き出しの場合、箱をふたつ重ねて置き、二段に仕切るのもおすすめ。上によく使うもの、下はそれよりも使用頻度が低いものだといいでしょう。
● 棚や引き出しをつける・置く
ツインスリム引出し 底敷付 \3,680 キッチン下の収納も、棚や引き出しをつけずに使おうとすると、ごちゃごちゃとしてモノが入りにくくなります。上部の空間を無駄にしないように縦置きできないか、考えてみるのもおすすめ。 |
カラーボックスも棚ですが、細かいものをしまうときには、その中にさらに小さな棚や引き出しをつけたり、入れたりすると使いやすくなることがあります。また箱を入れるだけでも、すぐに手前に引っ張り出せるので、奥にしまったものが取り出しやすくなります。
● 吊るす
ハンドバッグ収納ラック \1,280 バッグや帽子、靴などは形もマチマチで、数も多く、収納しにくいものですが、吊るしてしまうと省スペース。型崩れも防げます。 |
吊るせるのはハンガーに掛けた洋服だけではなく、写真のような収納ケースを使って、バッグや帽子、靴などをしまうのもおすすめです。
次のページでは、今ある収納スペースだけでは足りなかったとき、どんな場所にどんなふうに作るかを考えます。>>次のページへ