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一人暮らし用の洗濯機の選び方(3ページ目)

一人暮らしを始めるときに購入する家電の中では、大きな買い物の1つである洗濯機。ドラム式にタテ型、乾燥機付きなど、種類や性能・機能がさまざまで、どれを選んだらいいのかわかりにくいですね。今回は、自分のライフスタイルにぴったりと合った洗濯機を選ぶためのポイントをまとめました。新生活をスタートさせる大学生や新社会人の方は、ぜひ参考にして、自分らしい部屋作りにチャレンジしてみてください。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

一人暮らし用の洗濯機・その他の性能・機能をチェックしよう

洗濯機には、その他にもさまざまな便利な性能・機能がついています。でも、「いろいろとありすぎて、どこを注目してみればわからない」という人も多いのでは。そこで、一人暮らしの生活の中でここだけは注目しておいてほしいところをピックアップしました。

■洗濯容量
一人暮らしで、毎日どのくらいの洗濯物が出るか、一週間に何回洗濯ができそうか、イメージしてみましょう

毎日どのくらいの洗濯物が出るか、一週間に何回洗濯ができそうか、イメージしてみましょう

一人暮らし向けとして、一般的に発売されている洗濯機の容量は5kg前後です。重さでいわれてもイメージがつきにくいかと思うので目安を紹介すると、例えば毎日シャツと下着類とバスタオルが1組ずつ洗濯物として出るとしたら、約600~800g程度となります。毎日使用するもの以外の洗濯物も合わせたとして、週に2、3回洗濯機を回すとしたら、5kgはちょうどいいサイズです。

もし週に1回しか洗濯ができない人は、置くスペースがあることが前提ですが、6kg以上の大きめのものの購入を検討してもいいかもしれません。

また、乾燥機付きの場合、洗濯よりも少ない容量でしか乾かすことはできません。洗濯を目いっぱいの容量で行ったとき、そのまま乾燥する前に、乾燥機の容量に合わせて取り出すなどしないと、機能を有効には使えないので、注意してください。

洗濯機を効率よく使うためには、容量以上に詰め込みすぎないことが大切です。洗濯物の量が多くなってしまったときは、面倒でも2回に分けて回すなどの工夫をしましょう。

■静音性
一人暮らしで、夜に洗濯をすることが多くなりそうなら、静音性は要チェック

夜に洗濯をすることが多くなりそうなら、静音性は要チェック

一人暮らしの場合、どうしても夜にしか洗濯ができないという人も多いでしょう。最近の洗濯機は運転音が静かなものが増えてきていますが、それでも脱水時の音はどうしても響きやすくなります。説明書に洗濯時・脱水時にどの程度の運転音が出るのか書かれています。45db以下であれば、周囲に迷惑をかけることは少ないと思いますが、部屋の作りや設置場所によっては響いてしまうこともありますので、できるだけ夜に洗濯をするのは避けましょう。

■所要時間
家にいる時間が短い人にとっては、洗濯機が回るのを待っているのは無駄に感じるものです。基本的にどの洗濯機にも「スピードコース(お急ぎコースなど)」といって通常よりも短時間で洗い上げる機能がついていますが、その所要時間はさまざま。忙しい人は洗濯機の洗い上がりまでにどのくらいの時間がかかるのかをチェックしておきましょう。

■乾燥機
洗濯機に乾燥機があると、「洗濯物を干すスペースがない」「女性だから外に干したくない」「忙しくて夜しか洗濯できないから外に干せない」「干すのが面倒」といった一人暮らしの悩みを解決してくれます。ただし、「乾燥機付き」といっても、その性能や機能は機種や価格によって大きく違います。

乾燥機は必要なのか、また必要ならばどういった選び方をすればいいのか迷うことがよくあります。より詳しく次のページにまとめてみました。

次のページでは、気になる乾燥機の使い勝手について考えます。あなたには本当に必要でしょうか>>次のページへ
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