一人暮らし/一人暮らしのおすすめレシピ

手抜きなのに本格派。ポットでだしを取る

カツオと昆布で取っただしは美味しいけれど、一人分って面倒くさい。そこで今回おすすめしたいのが、少量でも簡単に本格だしが取れるスグレモノ、『分とく山/器ごのみ 旨みポット』です。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

ガイド記事「『だし汁1カップ』ってどこで売ってるの?」で、一番だし・二番だし・煮干だしの基本的なとり方を紹介しました。でも、一人分のだしをちゃんと取るのって、案外面倒くさい。市販のだしの素を使うという手もありますが、健康への配慮や化学的な風味から好まないという人もいるでしょう。

そこで今回おすすめするのが、すごく簡単に本格的なおだしが取れるスグレモノ、『分とく山/器ごのみ 旨みポット』。これがあれば、朝からカツオと昆布の風味豊かなお味噌汁も飲むのも夢じゃありません。少量必要な一人暮らしにおすすめのキッチンアイテムです。

和食の名店“分とく山”考案のだしポット

分とく山/器ごのみ 旨みポット・大
分とく山/器ごのみ 旨みポット・大
\5,250(税込)

一見、醤油差にも見える、この容器。さて、これはなんでしょう。

これは、本格だしが簡単に取れてしまう便利なポット。和食の名店である『分とく山』の野崎洋光さんによる考案で作られたものです。このポットの茶漉し部分にかつお節と昆布を入れて、お湯を注いで、しばらく待てば、風味豊かな一番だしのできあがり。一度にできるだしの量はおよそ300mlですので、一人分のお味噌汁やお吸い物にぴったりなんです。

ちなみに、急須でもこのポットと同様の方法でだしを取ることができます。ただし、茶漉しが取り外せるため、好みの濃さになったときにだしがらもすぐに取り出せ、さらに縦にスマートな形状が冷蔵庫にもそのまま保管しやすいため、急須よりも使いやすいのは間違いありません。茶漉し部分まで陶器なので、ニオイが残らないのも◎。

朝の忙しい時間にも強い味方となってくれるポット。鍋要らずで、本格だし風味のお味噌汁があっという間に作れてしまうんです。

かつお節と昆布を入れる お湯を注ぐ
1. かつお節と昆布を茶漉しに入れます。 2. 熱湯を注ぎ入れます。あまり上まで入れると、口から溢れてくるので、注意。
待つ だし
3. フタをして、1~2分待ちます。 4. これで、だしが取れました。残っただしがらをもう一度使い、二番だしを取ることもできます。そのときは、5分程度フタをして。
電子レンジにかける おわんに移す
5. 味噌を溶きます。お湯が熱ければ、そのままでもいいですが、もしぬるくなってしまったら、電子レンジにかけて温め直します。直火・オーブンはダメですが、電子レンジはOKです。 6. おわんにお好みの具を入れて、その上からだしを注げば、できあがり。写真は乾燥わかめとねぎ。


さらに、だしを取るだけでなく、このポットは、その他にも様々な活用方法があります。詳しくは次のページで。


次のページでは、とろ~りとろける温泉卵を作ってしまいます。このポットひとつで、料理の幅がぐんと広がる!>>次のページへ

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます