あなたの部屋にはソファが置ける?
■Check1 居室の広さが7畳以上あるかキッチンやバストイレなどを除いた居室に7畳以上の広さがあれば、ベッドとソファ両方を置くことも検討可能。そうでないただし、間取りやその他の家具家電の量によっては難しい場合があります。どうしても両方置きたいという場合は他の家具や家電はできるだけ少なく、ベッドやソファもコンパクトなものを選びましょう。
(コンパクトなベッドとソファ例)
■Check2 布団を収納できるスペースがあるか
最近の部屋にはクローゼットしかないことが多いです。奥行きが足らず、布団は収納できないことも
■Check3 インテリアのためには手間暇は惜しまないか
ベッドの良いところは毎日の布団の上げ下ろしの必要がないことです。布団をきちんとしまえるスペースがあっても、登校・出社前の慌しい朝、「時間がなくて、そのままになりそう」というズボラなあなたにはベッドがおすすめかもしれません。万年床にオシャレなソファ…というのでは憧れのソファも冴えませんよね。
■Check4 収納スペースが足りているか
ベッドは寝具としての実用性はもちろんですが、その下が有効な収納スペースにもなります。元々引き出しなどがついているものもあり、収納が少ない一人暮らしには一石二鳥でおすすめです。収納がついているソファもありますが、ベッドに比べればスペースが少なく、またあまり高さのあるものは座りにくかったり、部屋に圧迫感を与えたりしますので、注意が必要です。
(収納付きベッドの例)
ソファベッドという選択は?
ソファとベッドの二役を兼ねるソファベッドは、どちらも欲しいという一人暮らしに人気のアイテムです。「これなら自分の望みが叶う!」と思うかもしれませんが、100%納得できるものかどうかはちょっと考えておきたいところ。ソファベッドは「背もたれを倒す」タイプと「引き出す」タイプがあります。どちらもベッドとソファ両方の機能を生かして使うのであれば、毎日きちんと上げ下ろししなくてはいけません。「万年ベッドになってしまい、ソファとしてはほとんど使わなかった。だったら、ベッドを買った方が…」などという声も時々耳にします。
また、元々ソファベッドは来客時の補助的な寝具として作られているものが多く、毎日使うには耐久性が足りないこともあります。きちんと上げ下ろしすればするほど稼動部分に負担がかかり、寝汗や体重の負荷でマットレスは傷みやすくなります。つぎめがあったり、上げ下ろしによってマットレスの質が落ちることがあり、寝心地も本来のベッドよりは劣る場合があります。
ソファベッドに耐久性や座り心地・寝心地の良さを求めるのであれば、あまりおすすめできませんが、「ソファもベッドも両方ほしい!」という願いを叶えるには、部屋の狭い一人暮らしにとって一石二鳥の便利なアイテム。ただし、選ぶときは、できるだけ実際に座ったり寝たりしてから決めましょう。
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