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七夕にまつわるなぜ?を解明(3ページ目)

願い事を笹と短冊に託す風習七夕にまつわるなぜ?を解明してみました。

中国と違う彦星と織姫の出会い


七夕
榊(さかき)の枝に紙片がついた玉串を祭壇に捧げます
中国では、織姫が天の川にかかる橋を渡って彦星の元を尋ねるのに対し、日本は訪ねてくる彦星を待つ身となっている織姫。

万葉集では、天の川を彦星が小船を漕いで渡ってくるのを織姫が待つ気持ちを詠ったものがほとんど。

■なぜ日本に伝わってから尋ねる側の織姫が待つ側に変わったのでしょう?

父系家族制(女性が男性の家にお嫁に行く制度)と妻問い婚(夫が妻の下に通う婚姻の形態)の違いです。当時の日本では妻問い婚であったことが関係します。

今の日本の国では父系制度が強く、世界中を見渡しても、ほとんどの国が父系制度のようですが、当時としてはこんな時代の背景があったわけです。


世界各地の天の川


稲作文化を持つアジアでは、天の川にまつわる神話があり、だいたい羽衣と七夕を合体させたようなものです。

・タイ……舞劇が羽衣伝説。
・ベトナム・フィリピン……羽衣伝説(天女が舞い降り人間の妻に。再び天に帰り、7月7日の夜に天の川で夫と再会。)
・中国……天女が地上に降り、その子どもが部族の祖先となるもの。

天の川は、ギリシャ神話のヘラクレスが母乳をすった時に強くすいすぎたため、流れ出たものであるといわれ、「ミルキーウェイ」と呼ばれています。その天の川には、さまざまな川や道になぞらえて呼ばれています。

・エジプト……天のナイル川(天に続くナイル川にたとえて)
・インド……天のガンジス川
・中国……銀色の河、銀河(広大な宇宙そのものを指しています)
・ロシア……鳥の道
・タイ……豚の道


西洋では天の川や織女星(織姫・しょくじょせい)、牽牛星(彦星・けんぎゅうせい)、北十字星などの夏の星や星座にまつわる伝説が伝えられています。夏の夜空に瞬く(またたく)世界各地の天の川、多くの物語が語り継がれています。
参考資料:引用「冠婚葬祭・年中行事のなぜ?」ダイアモンド社

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