七夕に笹竹を立てたわけ


七夕
現在使われている笹は、江戸時代初期に日本に伝わった「孟宗竹(もうそうだけ)」
■民間に広まったのは、室町時代
笹はまっすぐに延びて成長します。その葉の擦れ合う音は神さまを招くと考えられていました。天上に住むとされるご先祖さまの霊が、地上に降りてくるのです。その際に穢れを移した笹竹を川や海に流していたものでした。

■笹に短冊を吊るすようになったのは江戸時代
手習いが盛んになったこの頃には、短冊や色紙に願い事を書き、笹に吊るすようになりました。今でもご存知の方おられると思いますが、里芋の葉っぱに溜まった露を集め、その露で磨った墨で願い事を書くと、手習い事が上達すると言われています。

■江戸末期には
各家の庭に、そろばんやすずり、筆、大福帳(帳簿)までも笹に下げられました。やがて街路にも立てられるようになったのです。

■そして現在は
今でも幼稚園や保育所では、見かけるこの七夕飾り。家庭では七夕飾りを作ることは珍しくなりましたね。各家庭で七夕の行事をあまり行わないのか、軒先やベランダに笹竹に飾りをつけた七夕飾りを見かけません。

小さい子どもがいるご家庭では、誕生日やクリスマスのプレゼントの願い事を短冊に書き、色紙、折り鶴など家族みんなで作る楽しいイベントとして今一度見直すのもいいかもしれません。

ガイドが小さい頃は、七日の夜に飾りを外したあと、近くの川に七夕飾りを流した記憶がありますが、みなさんの七夕の思い出はいかがでしたでしょうか?


節句につきもののお酒がない?


五節句の一つである七夕(この場合はしちせきと読みます)ですが、節句につきもののお酒がありません。なぜならこの時期は高温により発酵が進みすぎてお酒が造れないから・・・お酒好きな方には残念ですが、日本の行事には珍しくお酒は伴わない七夕の節句です。

とはいっても第3のビール(ビールに類似した風味、のどごしを持ったアルコール飲料)が出回るこのご時世。お酒が伴わないなんて気にしないで下さい。飲みたい方はどうぞ!

>>>