柏餅やちまきを食べ、菖蒲を入れたお風呂に入る。親子で日本の文化に触れてみましょう。 |
→YES
健やかな成長と厄除けを願う行事ですので、どうしても出来ないという事情がない限り、お祝いはしてあげるべき。生まれてすぐなどの場合(生後1ヶ月以内)は翌年でもOK。生まれて数ヶ月の場合(1月生まれ)は翌年にされる場合も。
■古い鎧兜・五月人形で初節句のお祝いをしてもよい
→NO
一人一人のお守りで、お祝いをする赤ちゃん自身を守るもの。他人のものを使いまわしするのは本来の理から外れます。といっても当時はお金も飾る場所も不自由しない時代。現代は兄弟みんなのものであっても良いと思います。
余裕があれば、長男には鎧飾り、次男には兜飾り。小さいものでもそれぞれの子供に揃えてあげて。ケース飾りや子供大将などもオススメです。
■初節句のお人形は、母方の実家が用意すべきである
→NO
昔は、「妻問い婚」といい、妻は実家で暮らして、夫が通うと言う結婚のかたちで、子どもの面倒は母方の実家がもつということでした。その名残が妻の実家から贈られるという習わしです。今の時代ではそんな慣習は気にしないこと。それぞれの実家にお願いしても、また自分たちで用意すればよいことです。
■前日に飾っても問題ない
→NO
昔から「一夜飾り」と言って前日に出してきて飾るのはNG!縁起が悪いとされています。だいたい春彼岸頃が明ける頃、また節句の10~20日前に飾り、しまうのは、5月中旬の天気のよい、乾燥した日にかたづけます。
■お祝いをいただいた方へのお返しは必ずする
→NO
本来はお返しは不要。内祝いとしてお返しする場合、紅白のお砂糖やかつお節、赤飯が定番。
いかがでしたか?今一度再確認できましたでしょうか。正しい端午の節句の常識度をしっかりチェックして下さいね。
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