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贈る前に再確認!お中元マナー

最近の健康意識の高まりを反映する結果として「健康や体にいいもの」が好まれているようですね。お中元商戦の真っ只中。今さらですが、お中元のマナーおさらいしてみました。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

AGFが調査した今年のお中元の傾向ですが、去年と同様に今年も贈答意向が高く、最近の健康意識の高まりを反映する結果として、「健康や体にいいもの」と感じる商品、たとえば、日本茶、産直の生鮮食料品、ワイン、紅茶などがあげられます。お中元商戦の真っ只中。今さらですが、お中元のマナーおさらいしてみました。

大切なひとつのコミュニケーションツール

お中元
お中元を贈るにあたって相手の家族構成や年齢、嗜好などを考え、ライフスタイルに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
必ず誰かに贈らばければいけないという決まりはありません。一般的に両親や義父母、上司や会社関係、恩師、仲人などに贈るものとされてきました。

最近ではお中元の贈り先として兄弟、友人、知人などが増えてきましたが、これはいい人間関係を築くために大切なひとつのコミュニケーションといえるでしょう。


お中元選びはしっかりリサーチ

もらいたい商品として「商品券」「ビール」「コーヒー」など実用的なものが毎年上位に入っています。という事は「毎年同じものを贈る」のもアリだと言えます。「○○さんからのお中元はいつもビール」「毎年○○さんからは、コーヒーが届く」と贈られる方からも期待し、待つ楽しみも持てますよね。

しかしここで気をつけなければならないは、贈る相手が本当に必要に思っているのか、喜んでもらっているのかです。親しい仲ならダイレクトに聞けてもそう誰にでも簡単に尋ねられるものではありません。反対に贈られる側もなかなかはっきりと「口に合わなかった」なんて言える訳もなく、困ってしまいます。

こういう時は、相手の好みを日ごろのお付き合いの中でしっかりとリサーチすること。たとえば、「毎年楽しみにしています」と言われたらきっと喜んでもらっているでしょう。「いつも結構なものをいただいて…」「毎年本当に申し訳ないです」なら次回は別のものを贈ってみて、しっかりチェックしておくとよいですね。

・相手の反応から真意を探るポイントは「今年のお中元を決める、相手の反応の見方」でアドバイスします。

・取引先からお中元が届いた場合は「ビジネスマナー・お中元編」で詳しく解説。

次に、贈り主の心づかいを相手に感じてもらうためのポイントをお伝えします。

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