通夜・葬式の弔問マナー/弔電・供花・供物

お悔やみの気持ちを伝える弔電(2ページ目)

悲しい知らせは突然やってきます。いざという時にあわてない、弔電の送り方をお伝えします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

■弔電の文例いろいろ
忌み言葉は避けて、分かりやすい言葉を使います。神式やキリスト教の葬儀の場合には「ご冥福」「供養」などの仏教用語を使用しないように注意すること。お悔やみの言葉は、相手の宗教によっても違ってきます。もし不安ならば、NTTの電報オペレーターに相談することもできます。

またNTTには弔電例がたくさん用意されています。電文に悩む時は、その番号を選んで申し込んでみて下さい。料金は字数によって変わりますので確認すること。

7501 ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申しあげます。(23文字)
7503 悲報に接し、悲しみにたえません。心よりご冥福をお祈りいたします。(32文字)
7505  ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。(27文字)
7507 ご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますようお祈りいたします。(42文字)
7511  ○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。(26文字)
7518 最愛の○○様がお亡くなりになられたお悲しみは、計り知れないものとお察しいたします。どうぞお気を強くなさってください。心からお悔やみ申しあげます。(73文字)

【関連リンク】
遺族を前にしてのお悔やみの挨拶は、とにかく言いにくいものですが
シーン別のお悔やみ言葉

■弔電で使われる主な敬称
ご尊父様。 お父様。 父上様。
ご母堂様。 お母様。 母上様。
ご夫君様。 ご主人様。
ご令室。 ご令閨(れいけい)様。 奥(方)様。
祖父 ご祖父様。
祖母 ご祖母様。
息子 ご子息様。 ご令息様。
娘  ご息女様。 ご令嬢様。

弔電は、葬儀や告別式の前日までに届くようにしたいもの。
いかがでしたか?普段、利用することがほとんどない弔電ですが、いざと言う時にあわてないために最低限の知識を持っていただけたら幸いです。

<関連リンク>
・忌み言葉に気をつける
・通夜・葬儀に参列できない
・祝電
・弔電・お悔やみ
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