贈り物をいただいたら、まずお礼を伝えること。 |
お返しをする場合 |
慶事はもともとお返しと言う形ではなく、「内祝い」としてお返しをします。昔から「半返し」が基本とされていますが、これはあくまで目安です。先方との関係をよく考えて、あまり金額にこだわらなくてもよいでしょう。
結婚祝い
披露宴に招待しなかった場合、遅くとも結婚式の1か月後くらいまでには贈るように。白赤または金銀の結び切りののしで、表書きは「内祝」。また下段に本人たち2人の名を書いて、費用は半返しが基本です。出産祝い
いただいた額の三分の一から半分くらいが目安だと考えればいいでしょう。でも、くださった方が多いと、いちいちそれぞれのお祝いの額にあわせて品選びをするのも大変です。この場合、一律で全員に同じ品物を贈ってもかまいません。グループなどで頂いた場合は、お菓子など全員に行き渡るような品を選びましょう。不祝儀のお返し
不祝儀をいただいたら、半分から1/3程度を目安としてお返しします。不祝儀はもともと、遺族の経済的な負担を軽くするものとして始まった習慣。一家の働き手がなくなったり、子供の養育費に当てるような場合は、あえてお返しをしなくても差し支えありません。その場合は、お礼状を必ず出すのがマナーです。快気祝い
見舞っていただいた金額の1/3から1/2程度。いただいた金額がまちまちでも、一律で贈ってかまいません。会社関係で部課などからという場合は「○○課御一同様」としてお菓子などを贈る場合が多いようです。退院や床上げ後、10日ぐらいが目安。贈る品は、病気が残らないようにということで、お菓子類(クッキー・チョコレートなど)、石鹸、タオルなど消耗品が一般的です。お礼状を添えることも忘れずに。次のページはお返しのいらない場合です。>>次ページヘ