結婚式・披露宴マナー/結婚式・披露宴マナー関連情報

栄転・昇進の餞別・お祝い(2ページ目)

栄転、昇進などビジネス関係でのお祝いについてはそれぞれの会社、部、課で決まっていることが多いですね。どんな御祝い品がいいか、お返しは必要?など疑問にお答えします。

執筆者:中山 隆司

親戚や知人の場合?

基本的に、伯父、伯母さんなどの親戚や知人の方には特にお祝いをしなくてもマナー違反にはなりません。ただし、仲人や特にお世話になった方には個人的にお祝いを贈ることはいいでしょう。

同僚や上司の場合?

各職場の慣習に従います。会社によってはお祝いをいっさいやらない場合などもあります。職場によってさまざまですが、昇進しそこねた方のことも考えて仲間内でささやかに行う事がベスト。お祝いは、一般的には各部署やグループでお金を出し合ってお祝いする事が多いようです。くれぐれも個人プレーにはしってひんしゅくをかわないように気をつけましょう。

仲人など特にお世話になった上司などは個人的にお祝いしてもいいでしょう。その場合は会社でのお祝いはさけ、自宅に訪問するなどしてあくまでも個人的立場で贈ることを守ればいいでしょう。

お祝い品は?

お祝い品を贈る場合は、ベルト、ネクタイ、手帳、ゴルフ関連などの身の回りの品、ビジネス関連、趣味の品などが多いようです。金額の目安は部課単位やグループでは1万円から3万円ぐらい。個人では5千円から1万円ぐらいが無難なところ。ただし、目上の方には現金を贈らないのが基本ですので気をつけましょう。でも、やっぱり現金が一番という考え方もあります。その場合は商品券などがいいでしょう。

贈答様式?

品物にはのしをかけます
結びは「紅白の蝶結び」で「のし」はつけます。
表書きは「御祝」「御昇進御祝」「祝御昇進」「御栄転御祝」「祝御栄転」
「御就任御祝」…専務や社長など高い地位についた場合に用います。右の写真は祝儀袋の場合です。

贈る時期は?

辞令が下りてから1週間以内。

お返しは必要?

昇進・栄転祝いのお返しは不要です。新しい部署などについたときに知らせる挨拶状などにお礼の言葉を添えればよいでしょう。また、個人的にお世話になった方から頂いた場合はお礼状を出すのが礼儀です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます