飼い主の問題点

Aさんの行動には、次のような問題点があると思います。

まずは、飼い始める時期。人間もへたるほどの酷暑の時期に、今まで飼ったことのないセキセイインコを飼い始めるのは適切だったのでしょうか?

また、購入時に説明を受けたときに、温度管理等について納得できるまで聞けたのか、質問をしていたのかも気になります。初めて飼うときって聞きたいことや知りたいことがたくさんあるものだと思います。購入前に十分に調べ、勉強していたのかもしれませんが、それでもやっぱり聞きたいことってでてくるものだと思います。

お店が忙しそうだから、と遠慮されたのかもしれませんが、購入時にはペットショップの店員さんがあきれるくらいにたくさん質問していいものだと思います。初めて飼うときってどうしても不安があるものですから、店員さんも嫌がらずに答えてくれるでしょう。

「評判のいい動物病院」だからと初めてかかった動物病院なのに無条件に信じてしまったのも問題ではないかと思います。動物病院の良し悪しは個人により変わるもの。どんなに評判がよくってもその動物病院が自分にとってもいい病院かどうかはわかりません。

また、動物病院というのは常に同じ獣医さんとAHTさんがいるわけではありません。最近入った先生やAHTの評判までは噂になっていないかもしれません。評判に左右されず、しっかり話し合って治療法を選ぶようにすべきだったと思います。

死因が感染症だと判明していないのにペットショップに文句を言いに行ったのは、誰もが問題だと感じたことでしょう。でも、こういうのって実は少なくないのです。ペットが亡くなってショックを受けているときに、人の話すことを冷静に理解できる人は少ないです。多くの人はAさんのように、話の一部分だけが記憶に残るものでしょう。

そして、転んだときに石ころを探すように、その一部分に責任を追及しやすいものだと思いますし、自分にとって都合のいいように聞いた話は微妙に変わってしまうものだと思います。でもだからといって、原因が明確になっていないのにペットショップに文句を言いに行くのは問題だと思います。文句を言いに行くならば、原因がはっきりしてから、それこそ検査結果を持って文句を言いに行く方がよかったのではないかと思います。