小動物/フェレットの飼い方

フェレットに脱肛が多い理由(4ページ目)

フェレットには脱肛が多いと聞きます。私は経験したことはないのですが、脱肛を悪化させてしまった可哀想なベビーフェレットには会ったことがあります。なぜフェレットには脱肛が多いのか、調べてみました。

執筆者:村田 亜衣

私がフェレットの脱肛を経験していない理由

私はこれまで、十数匹のフェレットを飼ってきています。でも、脱肛の経験がありません。なぜなのか考えたところ、いくつか思いつく理由がありました。

まず、フェレットの年齢
「ベビーを飼いたい!」という思いがあまり無いため、私が迎えるフェレットは1歳を過ぎている方がほとんどです。幼くても生後3ヶ月は過ぎていますので、肛門まわりの余裕も少ないようで、脱肛することがなかったのではないかと思います。

次に、自由時間
ときには寝坊もしますが、基本的に朝から数時間自由に遊ばせていますので、ケージに戻すときにはすっかり眠くなっています(寝ている方をケージに入れることの方が多いかもしれません)。また、夜も6時間ぐらい自由時間がありますので、日中はケージで留守番してもらっているのですが、ケージから出たいと大騒ぎしたくならないようです。ケージから出したときには大暴れですが(笑)。

最後に、遊び相手フェレットがいること
たぶんですけど、ケージに1人で長時間お留守番だと退屈しちゃうでしょうし、ケージから出たくもなると思うのです。でも、私は複数匹でフェレットを飼っていますので、ケージ内でフェレット同士で遊ぶことができています。遊べるだけの広さがあるケージを使っていることも理由の1つなのかもしれません(大きなケージを2つつなげて使っています)。

もしかしたら、と思うことにはミルクがあります。
私の自己満足が1番の理由なのですが、私は毎日フェレットたちにミルクを与えています。栄養補助剤的な役割で与えているのですが、ビタミンやミネラル、アミノ酸などを補給することにより、身体の抵抗力というか免疫力というかそういったものをパワーアップできているのではないかと勝手に思い込んでいます。そんな私の身勝手な思い込みとは別に、ミルクを与えていることで便が硬くなるのを防ぎ、りきむ機会を減らしているのかもしれません。


飼い主であれば、誰もがペットを苦しませたいとは思わないはずです。幼いフェレットを飼うときには、脱肛する可能性があることを理解し、脱肛させないように気をつけながら飼うようにしてください。フェレットの脱肛を経験しているペットショップは多いようですので、ペットショップに相談しながらフェレットを購入するのもいいと思います。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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