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ビタミンを知ろう!(4ページ目)

野菜や果物は、小さなペットに副食として与えることが多いのですが、みなさんはどのように選んでいますか?野菜や果物に含まれるビタミンを考えて選んでみませんか?

執筆者:村田 亜衣

ビタミンE

ビタミンEは、活性酸素を安定させ、細胞の老化を妨げる栄養素です。また、血行を良くし、皮膚の新陳代謝を良くする働きもあります。私たちが肌のためにビタミンEを摂るように、ペットの皮膚の状態も良い状態で維持してくれます。

ビタミンEが不足すると、皮膚の状態が悪くなります(人間の場合はしみやしわができやすくなるそうです)。血行も悪くなり、貧血をおこすこともあります。ビタミンEは過剰に摂取しても特に問題がおきることはないと言われていますが、ビタミンEの過剰摂取による死亡率の増加も報告されていますので、やはり与えすぎないほうがいいでしょう。

ビタミンEは種子類に多く含まれています(ヒマワリの種100gあたり22.0mg、松の実100gあたり12.9mg)。野菜類で与えたい場合には、パセリ(100gあたり3.4mg)やブロッコリー(100gあたり2.5mg)がビタミンE含有量の高い野菜となりますが、ひまわりや緑豆、白ごまのスプラウトを与えるほうがいいかもしれません(自分で栽培しなければならない可能性が高いですが)。

栄養バランスのいい食事メニューを考えましょう

野菜や果物を副食としてペットに与えている人は少なくないと思います。旬の野菜や果物を与えるだけでなく、ペットに与えたい栄養素から野菜や果物を選ぶこともしてみてください。ペットの栄養管理に「食品成分表」を使ったり、インターネット上にあるデータベース検索して(「食品成分表」で検索すると多くのデータベースがヒットします)利用するのもいいと思います。

与えたい野菜や果物をペットが食べてくれない場合には、すりおろしてペットの好きな食材に混ぜて与えるなど、工夫も必要になるかもしれません。でも、あなたの工夫次第でペットの健康が維持できるのですから、頑張ってみてください。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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