毛色が変わるジャンガリアンハムスターはクレーム対象
冬には白い毛色が似合うのかもしれません。 |
毛色が変わるウィンターホワイトハムスターを求める人がいる一方、毛色が変わったからとクレームを言う人がいる。飼い主の身勝手な部分かもしれませんが、ペットショップって大変だなぁ。と改めて知らされました。
毛色が変わる種類は固定されていない!
もし毛色が変わる種類が固定されたならば、それはペットショップにとっては嬉しい話になります。「毛色が変わった!」とクレームを受けることが減りますからね。でも、毛色が変わる固体は固定されていません。 固定されていないということは、「毛色が変わる」として売ることはまずありません。なぜならば、「毛色が変わる」として売ったジャンガリアンハムスターの毛色が変わらなければ、それもまたクレーム対象になるからです。そう考えると、ペット業者が「ウィンターホワイトハムスター」という商品名をつけたとは考えにくいのです。固定されていないのに「毛色が変わる」のを特徴として売りたがるとは思えないからです。クレームが来る可能性がある商品を売りたがるとは思えないからです。では、誰がそう名づけたのでしょう?
外国ではウィンターホワイトハムスター
ノーマルカラーも人気があります。 |
フェレットのように日本でも外国でも同じ商品名を持つペットの方が少ないでしょう。
しかし、今回の「ウィンターホワイトハムスター」は、”冬に毛が白くなる種類”と紹介しているサイトが多く、それを特徴としているサイトもありました。そこだけを注目して見ると、ジャンガリアンハムスターとは違う種類のように読めます。では、本当に外国の「ウィンターホワイトハムスター」は毛色が絶対変わるのでしょうか?
外国のペット事情にも詳しいペットの輸入業者さんに聞いてみたところ、「日本でいうジャンガリアンハムスターをアメリカやオランダなどの外国では「ウィンターホワイト」という商品名で扱っている」とのお答えをいただきました。そして、私にとって1番の疑問であった毛色の変化については、「外国では「毛色が変わらない!」というクレームがある」とのお答えをいただきました。
アメリカやヨーロッパなど日本より北に位置する外国では、日本よりも冬の日照時間が短く、温度も低いことなどから、冬に毛色が変わる固体が多いのではないかと思います。そして、日本では毛色は変わらない個体が主流であるのに、外国では毛色が変わる固体が主流になっているのではないでしょうか?その結果として、同じジャンガリアンハムスターなのに、国により商品名が違っているのではないかと思います。そうなると、今度はなぜ「ウィンターホワイトハムスター」という商品名に関して質問されたのかが気になります。
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