ウサギがかかりやすい病気
歯が伸び続けるウサギには、やはり歯の病気が多いです。伸びすぎてしまったために食べ物がうまく食べれなくなることもあり、放置してしまうと命に関わるやっかいな病気です。日ごろから食事内容を検討し、十分に歯を使って食べられるごはんやおやつを与えるようにしましょう。また、食事に繊維質が少ない場合やストレスが多い場合には、お腹がぱんぱんに脹れてしまうこともある鼓腸症を起こすこともあります。鼓腸症は腸が動きを止めることで起きる病気です。当然ウサギにとって苦しい病気ですから、予防のためにも食事には牧草等の繊維質を多く与えましょう。
パスツレラという菌により、風邪のような症状を伴うスナッフルという病気になることがあります。また、首をかしげた状態になってしまう斜頚(しゃけい)もパスツレラ菌により起こります。どちらも治療可能ですので、温度管理に注意しつつ、異常に気が付いたらすぐに動物病院に行きましょう。
ライオンラビットのように毛の長い子は、毛を舐めて身綺麗にするグルーミングの際に抜け毛を飲み込んでしまい、胃の中に毛玉ができてしまう病気もあります。小さい頃からブラッシングを習慣づけて、毛玉は予防しましょう。
ウサギは湿度に弱い動物ですので、梅雨~夏の間は湿度管理も大切です。飼い主もウサギも快適に過ごせる環境作りを心がけましょう。
ウサギ:時間をかけてしつけしましょう!
ペットの種類に関係なく、多くの飼い主さんがしつけを短期間で終えたがります。でも、これは間違い!しつけは短期間で覚えることよりも、しっかりと覚えることが大事です。最初から3ヶ月や半年、1年としつけの期間を長く考え、その間は何度も繰り返して教えるようにして、しっかりと覚えられるようにしてあげましょう。
特にウサギは、しつけに関してはスロースターターが多いので、焦りは禁物です。最初の半年はまったく覚えてもらえなくても、なぜか1年後にはしっかり覚えている子が多いのがウサギのしつけ。また、一緒に暮らし初めて1年、2年と年を重ねるごとにいろんなことを覚えていってもくれます。
時間をかければ、トイレのしつけや噛んではいけない場所を教えること、遊びやおやつの合図など、かなりいろいろなことが教えられるそうです。
焦らず、根気よく。これを合言葉にウサギのしつけは頑張りましょう!
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