海のエキスがいっぱい! 牡蛎
プリンスエドワード島のシェルフィッシュ(貝類)フェスティバル 写真提供:John Sylvester/Tourisim PEI
身は小さめですが、その分大味にならず、うまみが凝縮されています。火を通すと身が小さくなるので、やはり生牡蠣がベスト。
また、プリンスエドワード島はムール貝の産地としても有名。ガーリックとワインで蒸した一品もおすすめです。こちらもぜひ。
ケベック州の郷土料理
ミートパイなど、ケベックの郷土料理の数々 写真提供:Tourism Quebec
そんなケベックの郷土料理のなかでまず紹介したいのが、トゥルティエール。これは牛肉、豚肉などを野菜とともにパイ生地で包みオーブンで焼いたミートパイ。もともとはクリスマスなどの行事の際に食べるものでしたが、現在では、スーパーのお惣菜コーナーで年中売られています。決まったレシピはなく、各家庭に「おふくろの味」があるような定番メニュー。使用する肉も地方により異なり、鹿の肉や、海に近いところでは、サーモンが使われることもあるようです。
プーティン+ひき肉とソーセージ乗せスペシャル
ガイドは初めてこの食べ物を見たとき、「カラッと揚がったポテトをソースでぐちゃぐちゃにするなんて、邪道ここに極まれり!」と憤慨(?)したものですが、慣れとは恐ろしいもので、今となっては、この「ぐちゃぐちゃ感」がたまりません。ケベック州では人気のあるファーストフードで、専門店もあります。専門店では様々なトッピングをして、バリエーションたっぷりに展開しているので、気に入った組み合わせのものをチョイスしてみてはいかがでしょうか?