小動物/ペットから感染する病気

これでSARSが防げたのか? ハクビシン大虐殺(3ページ目)

大げさだと思われる方がほとんどでしょうが、あえて「大虐殺」とさせて頂きました。中国政府がSARS対策として行ったハクビシンの処分です。

執筆者:村田 亜衣

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▼ペットとしてのハクビシン
日本にも野生動物として生息しているハクビシン。
ペット用に輸入販売もされており、決して簡単ではないけれど、ペットとして飼っている方もいます。 ▽野生の辛さ
土地が開発されるにつれ、ハクビシンは棲家を失ってきています。
運良く新しい棲家を見つけられた子もいれば、 出会うとは思っていなかった車に跳ねられて死亡する子もいます。
また、人家に近い場所で暮らさねばならなくなったことにより、野良猫とエサを取り合わなければならなくなったり、犬に追いかけられたりすることもあります。

はたして動物が昔を懐かしむかどうかはわかりませんが、 人間のように「昔は自然が多くてよかった」と思っているかもしれません。

▽ペットとして飼う大変さ
多くの野生動物は、ペットとして飼われることにより生活環境が狭くなり、 また、人間と一緒に暮らすことに馴れるまでの間、ストレスを受けます。
アライグマのように飼育スペースが凶暴化の原因と言われる動物もおりますが ハクビシンにおいてはそのようなことはありません。
やんちゃなこともしちゃいますが、飼い主の努力があれば楽しい家族になります。
今、一番大変なことはハクビシンを飼うことよりも、それを見るまわりの目かもしれません。

動物は、どんな種類の動物も私たち人間と違う習性や特徴を持ち、 ものすごく興味深く、魅力的な生き物です。
ふれあうことが無くとも、観察しているだけで動物は私たちにいろいろなことを教えてくれます。
ところが、必要以上に怖がったり、警戒してしまってはせっかく学べるチャンスを自ら無くしてしまいます。
特にお子さんのいらっしゃる方は、自分の取る行動を子供が見ていることを忘れないようにしてください。
動物好きな子供に育てるのも嫌いな子供に育てるのも親御さん次第です。

SARSを恐れるな、とはいえません。
用心すべきです。
でも、不確定情報に踊らされて動物を苦しめる必要は無いことを忘れないでください。

おすすめINDEX>>ハクビシンの飼い方

「小さなペット」ガイドサイトでは、ハクビシンをペットとして飼っている方のホームページを探しています!
SARS報道や中国政府にメゲず、ハクビシンの正しい情報を知らせていきましょう!!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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