3.近隣の理解度
「ペット可」とするだけで部屋の入居率は上がるらしいです。それだけに、近隣のお宅に話をすることなくペット可となった集合住宅もあるそうなんです。別に近所に話なんてしてなくてもいいじゃない。そう思われるかもしれませんが、決してよくありません。なぜなら、話をしてあるかどうかの違いが苦情の多さに影響することもあるからです。入居する側としては、当然のようにペットと暮らせる部屋に入居しているわけです。ところが、近所の人がペット可になったことを知らないでいたら、急に予想していなかったペットが近所にやってくるわけですから、当然のように苦情を言ってきます。直接不動産屋さんや大家さんに言って下さればいいのですが、住んでいる私達に言ってくることもあります。さて、苦情付きのお部屋って暮らしやすいでしょうか?
ここでペットが近所に来たくらいで苦情を言うのがおかしい、と思ってはいけません。中にはアレルギーを持っている方等、ペットがそばにいては暮らしづらい人というのもおりますから、突然ペット可になっていたら苦情が出るのは当然のこと。事前に不動産屋さんや大家さんが近隣住民に話をすべきなんです。
部屋を探すとき、その物件にばかり目がいってしまい近所にどんな方が住んでいるのかまで気にしないことが多いようです。でも、そこで暮らすとなると近所付き合いも大事ですので、できれば近所の方に物件の評判など聞いておくといいでしょう。
4.ペットショップや動物病院
子供がいると学校や病院を気にして部屋を選んだりするものですが、ペットだとなぜか忘れてしまう場合があるようです。でも、動物病院だけは必ずチェックしておいて下さい。かかりつけの病院があるからいい、と思われる方もいらっしゃると思いますが、緊急時など応急処置をしてもらう必要が出た場合に、近所に動物病院が無いと大変なことになってしまう可能性があります。
昔、うちの猫が爪をはがしてしまったときに近所の病院に慌てて駆け込んだことがあるのですが、そこがどんな病院だか調べていなかったために家畜(牛や豚など)をメインに診ている病院に行ってしまったことがあります。
当然ながら家畜ではない猫には詳しくなく、応急処置だけだったにも関わらず、症状を悪化させてしまいました。
これは、事前に近所の動物病院を調べていなかったがために、猫を苦しめてしまった私の失敗でした。こんな失敗をしないように、近所の動物病院は必ずチェックしておいて下さい。
また、近所のペットショップも調べておきたいポイントです。大きなお店や安いお店、飼っているペットと同じ種類の専門店なんかあったとしたら、かなり便利ですからね。
ペットショップを見て回るのは私達飼い主にとっては楽しいものですから、どんなお店があるのか、どんな商品をどれくらいの値段で扱っているのか、物件選びのおまけでペットショップ探検もしてみて下さい。