頭 胴 長 | : | 約25~35cm |
尾 長 | : | 約15~20cm |
体 重 | : | 400~600g |
寿 命 | : | 平均10~15年(ペットとして飼われているものだと18~23年) |
体 毛 | : | 2~3cm、1つの毛穴から80本くらいの細毛が密生している。 |
性 成 熟 | : | 4~8ヶ月 |
性 周 期 | : | 3~8月(約120日間) |
排 卵 | : | 約30日 |
妊 娠 期 間 | : | 約111日 |
産 子 数 | : | 2(1~5)頭 |
新生児平均体重 | : | 40~45g |
離 乳 | : | 6~8週 |
≪主な病気≫
●下痢
湿った牧草やレタス等の野菜類の取りすぎ、急にエサの種類(内容)を替えた時や、幼いチンチラの食べ過ぎ等でおきます。1~2日食事を抜き、その後朝晩2回少量の牧草を与えます。便の状態が良くなってきたらペレットを少量与えるようにし、徐々に量を増やしていきます。1週間程度で元の食事に戻せるでしょう。飲み水等で湿った牧草は毎日取り除くようにし、エサ入れ、水飲みボトルは毎日掃除し、清潔に保ちます。ぐったりとして元気のない場合や食欲のない場合、水便の時等はすぐに獣医さんに診せた方がいいでしょう。
●便秘
おやつのあげすぎや、他の動物専用フードの与えすぎ、運動不足等でおこります。
おやつの量を見直して下さい。
よく慣れているのであれば、運動時間を増やしてあげて下さい。
元気がなく、食欲もない場合には獣医さんに診てもらいましょう。
エサの与えすぎやおやつをあげすぎないようにし、毎日チンチラが満足してケージに戻るまで十分に運動させてあげて下さい。
●けいれん・ひきつけ
カルシウム、ビタミンB不足でおこります。また、ストレスや妊娠中のメスにもおこります。
すぐに獣医さんに診せて下さい。
不足しているのであればビタミンBを与え、日中は静かに休ませてストレスをかけないようにしてあげて下さい(与える分量は獣医さんに確認すること)。
●カビ(皮膚病)
毛の1部がハゲたり、鼻や目のまわりにフケが出る等の症状があり、数日で全身の毛が抜けてしまったりもします。不衛生な環境で飼育する事によりおこります。
治療は獣医さんに任せて下さい。
ケージを清潔に保つ事により防げます。
●目の炎症
なみだ目や目のまわりが濡れ、目ヤニで汚れていたりします。
目ヤニで目が開かなくなってしまう事もあります。
砂浴びの砂等が目に入り、炎症をおこしてこうなります。
獣医さんで治療してもらいましょう。
砂浴びは1週間くらいひかえた方が良いでしょう。
●風邪
隙間風や運送中のストレス、環境の変化等でおこります。
鼻水や呼吸が重くなります。
獣医さんに診てもらいましょう。
ケージを隙間風の入らない場所、湿っぽい場所には置かないようにし、旅行等には必要がなければ連れて行かないようにして下さい。
●歯(伸びすぎ、異常)
食べるのがとても遅かったり、くわえたペレットをよく落としてしまう場合、歯に異常がおきている事があります。門歯や臼歯の伸びすぎ、変形です。
獣医さんに診せて下さい。
成長期には十分なカルシウム(の入っているエサ)を与えます。
常にかじれる木の固まり等をケージに入れて置くことにより門歯の伸びすぎは防げます。発育不全によりおきた臼歯の変形は遺伝しますので繁殖させないで下さい。
●その他
ケージが清潔な状態に保てているのにハゲげ見つかった時はストレスを与えていないかチェックしてみて下さい。ストレスにより自分の毛や同一ケージ内のチンチラの毛をかじる事があります。
ケージ内を右へ左へと行ったり来たりし、ジャンプしそうな素振りは見せてもジャンプしない事がよく見られる場合、ケージが小さすぎる可能性があります。
ケージを大きいものに替え、中にはチンチラが飛び乗れる台や登れる木等を入れてあげ、毎日部屋の中で十分に運動させてあげて下さい。