鳥類の中ではたぶん、1番ポピュラーではないかと思うセキセイインコ。
鳴き声という問題があるけれど、やはりおすすめペットです。
▼いろんな色があるんです
セキセイインコは漢字では「背黄青鸚哥」と書きます。
背中の黄色い青いインコ、という意味なのでしょうが、
実際にはいろいろな色(羽色?)のある鳥類です。
また、種類も1種類ではなく、並セキセイ、高級セキセイ、大型セキセイと分かれてます。
私達がよくペットショップで見ているのは、高級セキセイ。
ハルクインやオパーリンといった品種がある色鮮やかな子たちです。
並セキセイが原種に近い種類と言われ、漢字のとおりに黄色と青(緑)のセキセイインコになります。
▼原産地はオーストラリアペットとしての歴史が長く、品種改良や繁殖を長く行われているセキセイインコですが、野生のものはオーストラリアに生息しています。
19世紀にヨーロッパで繁殖がさかんに行われ(ヨーロッパというのは寒い期間が長いからか、室内で楽しめるペットを好む傾向があるそうです)、多くの改良種が出されました。
日本には20世紀に入ってから紹介されるようになり、みんなが知ってる可愛い小鳥となりました。 ▼飼うのは簡単ではない・・・?
飼いやすいように思われがちなセキセイインコですが、実は平均寿命である10歳を越えて飼うのは簡単ではないようです。
他の鳥類に比べれば丈夫な鳥らしいのですが、だからといって世話の手を抜いては当然ながら長生きはできません。
そして、大きな問題として動物病院があります。 ▽以外と少ない鳥類を診れる動物病院
鳥類のペットとしての歴史というのは長いのですが、実は鳥類を診れる動物病院というのは少ないのです。
健康な間は動物病院など気にもしないものですが、万が一に備えて探しておく必要があります。
そうでないと、何かあったときに診てもらえる動物病院を見つけるのに時間を取られ、その間に鳥さんの具合が悪くなってしまう、ということもあるからです。
理想を言えばペットを飼う前に、そうでなくてもペットを飼ったならば
診て下さる動物病院というのは探しておくべきでしょう。
実際に診てもらわなくとも、飼い方や病気について相談に乗ってもらうことはできますので、見つけておくとかなり安心できると思います。
このページに協力して下さったセキセイインコさん:
セキセイインコとの楽しい暮らしぶりがうかがえるセキセイLIFE
綺麗なセキセイインコがいっぱい見られる情報満載のくろしお bird Homepage