ForLの特集に合わせ、一人暮らしの方にお勧めのペットを考えてみました。
でも、まずは心構えが必要な気がします。
一人暮らしでペットを飼っている者としては、安直な考えだけでは飼わないで欲しいんです。
なぜならば、一人暮らしだからこそ飼い主の責任というのを忘れることはできないと思うからです。
一人だからこそペットのいる生活に引かれるのでしょうし、癒されるのでしょう。
でも、一人だからこそ大変さも全て自分一人で受け持たなくてはいけないんです。
それだけは忘れないで下さい。
▽自分の健康管理をしっかりと!
家族がいれば、自分の体調が悪いときにペットの世話をお願いすることはできるでしょう。
でも、一人だとお願いする相手がいません。
ペットの健康管理と同じかそれ以上に自分の健康管理は大切になります。
そして、思ってもいなかった入院などの場合に備え、
世話を頼める友人や預かってくれる方・場所は探しておきたいものです。
ペットとの時間を作るために早起きするようになるかもしれません。
家で過ごす時間が増えて、料理をする機会が増えるかもしれません。
ペットのことを調べるために本を読む時間やインターネットをする時間が増えるかもしれません。
ペットがくることによって生活サイクルが変わるのはよくあることです。 ▽遊びよりペット、のときもある
会社帰りにみんなでちょっと飲みに行くのは楽しいものです。
でも、ペットを飼ったその日から、家であなたの帰りを待っている子がいるのを忘れないで下さい。
ペットの体調によっては遊びの誘いは断らなければならないこともあるでしょう。
例え付き合いが悪くなっても本当の友人というのは無くなりません。
ですから、無理に付き合いを優先したりせず、ペットのことも考えてあげて下さい。
一人であろうと二人であろうと飼い主の責任は同じ。
でも、一人だと全ての責任が飼い主にかかります。
常にフードをストックしておくことや飼育器具をメンテナンスしておくことは当然ですし、 ペットの体調が悪いときにはすぐに気がついてあげられるようでなければいけません。
個人的には、ペットの具合が悪い日には仕事を遅らせてでも動物病院に行って欲しいと思っています。
でも、これは誰にもできることではありません。
だからといって”休日まで”と待たせていると、
その間にペットの具合は悪化してしまい、
動物病院に行ったときには助けることが難しい状況になってしまうこともあるんです。
一人だからこそ制限があることを理解し、
その中でペットを健康に長生きさせてあげるための努力を行う。
この大変さが一人でペットを飼う責任ではないかと思います。
重いです、ものすごく。
重い責任をしょってでもペットを飼える・飼いたい!と思う方には
一人暮らしでもペットを飼って、より楽しい毎日を過ごして欲しいと思います。
でも、仕事や自分の健康等で気がかりがあるならば、
無理をせずに飼えるようになるまで待って欲しいです。
待つ間、あなたはペットのことを学ぶ時間ができるわけですから、
それもペットのことを考えている証拠ではないかと思います。
最近の人気と個人的な趣味より、一人暮らしの方にお勧めのペットを選んでみました。