動物病院選びに失敗するとあなたのペットの寿命は短くなるかもしれません。
それでもいい方は読まなくて結構です。
ペットのことを考えている方だけ、失敗しないポイントを覚えてください。
１．名声に踊らされないこと
数年前、「テレビで見てこの先生なら！、と思ってグリーンイグアナを他県まで電車を乗り継いで連れて行ったのに、『飼い方も知らない奴のなんか診れるか』と診察拒否されてしまい、診てくれる動物病院を探してるんです。」と、相談を受けたことがあります。
こういう先生をかかりつけにしたいですか？
小動物を多く診ているらしい有名な動物病院にフェレットを診せていた知人から動物病院を紹介してもらえないか、と相談されたこともあります。
副腎疾患で手術が必要と診断されたと言うのに、手術は3ヶ月後でないとできない、と言われたそうなんです。
すぐ手術してれば3ヶ月後にゃ毛が生えてるよ、と正直思いました。
この方は、以前飼っていた犬のかかりつけだった動物病院に相談に行き、その先生から「経験は無いけれど一緒に頑張らせてもらえませんか？」と言われ、ここで手術を行い、フェレットの体調を取り戻しました。
きっと犬でかかっていた時に、先生との間に信頼関係ができていたからこういうことを言ってもらえたのだと思いますが、
有名な専門医よりもこういう先生をかかりつけにしたくないですか？
テレビ番組は100%全てを伝えているわけではありません。
とりあげた動物病院の1部分だけを紹介しているんです。
テレビや雑誌というのは作り手の考えによって構成されていますので、いくらそれを見ていい印象を持ったとしても、それが全てだと考えるのは間違いです。
本もそうです。
自分がしてきた心温まる話を書いている、ということになっている本が、実は書いた先生ではなく、その先生が修行していた動物病院の院長先生の体験談だったりしている本とかあるんです。
本も書き手が好きに書けますので、これだけで全てを判断するのは危険です。
友達にとっていい先生が自分にとってもいい先生であるとは限りません。
人間同士の相性というのがありますので、誰にとってもいい先生、というのはあり得ないんです。
あくまで参考として話は聞くようにしましょう。
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